スポーツの動体視力を鍛える画期的メガネ「ビジョナップ」

使ってトレーニングすると、動体視力が向上しているのがよく分かる。見るチカラを鍛えるビジョナップ

今回ご紹介するのは、バッティングや守備などでも常に動いているボールを追いかけ続ける野球やサッカーなどにとても重要な「動体視力」の向上を目的としたトレーニングメガネです。

野球をプレーする時に必要なのはなんでしょうか?

様々な要素があり、走塁時に早くベースまで到着するための走力や、バッティングでより遠くへ飛ばすためのパワーなども必要です。

さらにバッティングでも守備でも重要になるのは視力。つまり動いているボールを見るチカラがバッティングや守備の向上にはダイレクトに影響するのです。

イチロー選手などは、子どもの頃から走っている車のナンバーを読み取り、それを瞬時に暗算で足すということを日常的にゲームのようにしていたといいます。

だからこそあの年齢でメジャー選手として、活躍できるのかもしれません。

また世界のホームラン王である王貞治選手は「ホームランを打つ瞬間はボールが止まって見える」という逸話もあるぐらいです。相当動体視力が良かったのだと思います。

つまり動体視力を鍛えることにより、いつもはすごく早く感じるボールがよりスローに見える感覚となるので、確実にバットの芯であてたり、守備時に早く落下地点に入ることができます。

実際に私も少年時代は野球をやっていて、昔は楽に取れた外野フライが、今では身体の衰えもかなりありますが(40代なので・・・)とにかく動体視力が弱くなり、外野フライが取れない。正直ちょっと高い内野フライもかなりあやしい感じになってしまうので、動体視力はかなり重要だと感じます。
メガネもかけているので、遠くにまだボールがあるなと思っていても急に近くになったり。衰えはホント恐ろしい。

現役のアスリートにはもちろん、動体視力が衰えてきた中高年にも効果が確認されています。

まずはこのビジョナップ、どんな仕組みなのかをご紹介していきます。

そもそも動体視力って何?

停止している物体を見る視力を静止視力と呼びます。これは自分の眼も止まっている状態です。

これが一般的に私達が言う「視力」です。

静止視力は、焦点(フォーカス)のことで、眼球内部を中心とする焦点システムに左右されるので、悪くなると、メガネやコンタクトレンズなどを使用して、いわゆる”矯正”する必要があります。

これに対して、眼球の動きに左右されるのが、動体視力などのスポーツビジョンです。
眼球の動きをつかさどるのは、左右の眼球それぞれに6本ずつある眼筋です。
筋肉なので、トレーニングで鍛えることができます。

眼筋

スポーツビジョンの種類は、一般的に次の7種類です。
静止視力、いわゆる視力も重要な機能ですから、スポーツ選手・アスリートは、少なくても1.2前後の視力を確保することが重要です。

  • DVA動体視力:横方向の動きを識別する能力
  • KVA動体視力:前後方向の動きを識別する能力
  • コントラスト感度:明暗の識別に鋭敏なこと
  • 眼球運動:眼球がすばやく正確に動くこと
  • 深視力:距離感が正確なこと
  • 瞬間視:瞬間的に多くの情報がつかめること
  • 眼と手の協応動作:眼で見たものに素早く反応できること

動体視力とは「動いている物体を視線を外さずに持続して識別する能力」の事で、DVA動体視力とKVA動体視力の事を言います。

野球のバッティングでは、一見、自分のほうに近づいてくるので、KVA動体視力だけが使われるように思えます。

しかし実際は、ボールが自分に近づくにつれて、カーブやスライダーなどの変化球では眼球運動がともないます。

そのため、途中まではKVA動体視力、近くになるとDVA動体視力に切り替わります。
このことから野球には、動体視力は不可欠な視覚機能といえます。

先にご説明した通り、眼球の動きは6本の眼筋という筋肉によるので、この筋肉を鍛えることにより、回復・維持・向上できる能力でもあります。

 

動体視力向上メガネ「ビジョナップ」の仕組み

まずは下の動画を見て下さい。

 

メガネレンズの部分が透明と半透明で点滅(フラッシュ効果)しています。

特徴として、レンズの点滅による見え難さが脳を活性化します。
同時に眼筋を刺激して鍛えるので、眼球の動きが改善されて年齢やレベルにかかわらず動体視力など“見るチカラ”をアップします。

集中力や判断力が向上し、パフォーマンスがアップします。発達期に使うと20歳前後の“見るチカラ”のピークを押し上げます。中高年の”見るチカラ”の衰えを回復し健康増進をはかります。

引用:ビジョナップアスリート

メーカーのサイトでも説明しておりますが、レンズの点滅により脳を活性化させさらに点滅しているので正直つけている時はかなり見えにくいので自然と眼の動きなどに集中しているのが分かります。

実際に使ってみると、蛍光灯が切れそうになっているときに「チカチカ」している状況に似ています。

ビジョナップを装着してボールを取ろうとするとかなり疲れます。見るために集中する必要もありますし、なんだか眼の筋肉を使っている感じになります。はっきり言ってボールも取りづらいです。

でもビジョナップを外して軽くボールを投げてもらうと、なんだかスローに見えるんですよ。止まって見えるまではいきませんが、より鮮明に見えるという感覚になります。

ちなみに、メーカーさんではフィールドホッケーで視覚テストをしています。

うちは野球屋なので、正直野球でテストしてもらいたかったのですが、かなりの効果が出ているようです。

認知が早くなった!
反応速度(視認してから動き出すまでの時間)が向上した!
広角視野が拡大した!
目と手の協応動作が向上した!
状況の把握が、より速く、より正確になった!

フィールドホッケーによる動体視力テスト

フィールドホッケーで専門家が本格的なテストを実施!
※オランダ・フィールドホッケー1部リーグ所属の3チーム20名によるテスト。
※各チームの専属オプトメトリスト(視覚機能の専門資格の保有者)が動体視力など視覚能力を測定。
※3ヶ月のトレーニングの前後で8種類のフィールドテストを実施。

(条件や個人差により効果は異なります。上記の効果を保証するものではありません。)

引用:ビジョナップアスリート

 

パフォーマンスが約10%上がるってすごいですよ。

バッティングでも今まで10打席で2本しか打てなかったヒットが3本打てるようになるのですから。

多分見えるチカラが向上するので、今まで空振りが多かったのに、バットにあたるようになったり、カットで粘ったりすることもよりできるようになってくるかもです。

動体視力など“見るチカラ”(スポーツビジョン)は、加齢とともに発達し衰えます

加齢による動体視力の衰え

動体視力は加齢と共に衰えます。

よくプロ野球選手がケガ以外で引退を決めるのは、体力的な衰えでもなく、気力でもなく、視力が早い球においつかずに、それによりチームに貢献できなくなってくるからと言われています。

そうなんです。40代から急激に低下するのは自分自身でもかなり感じております。

外野守備など若い頃はよくやっていたのですが、40代を過ぎた頃から外野フライの落下地点を間違えるんです。若い頃はそんなことなかったのに!

そんな衰えを改善してくれるトレーニングアイテムなのです。

ここで間違ってはいけないのですが、もともとの視力は良くなりません。

今見えている視力で、動体視力を向上させるのです。間違えないでくださいね。

 

野球で試した動画があった!

youtubeに野球で試した動画があったので見て下さい。ちょっと長いですが、よく効果が分かります。

 

ビジョナップはいろいろなスポーツで使われています。

プロ野球では、読売ジャイアンツ・千葉ロッテ・広島カープに実績があり、なかでも、広島カープは数年前からビジョナップを愛用しており、その様子は日本テレビの「世界一受けたい授業」でもご紹介されています。

ベースマンでも販売当初、ある高校野球で有名なチームの監督さんにご紹介したところ、1つ購入していただき試したところ、かなりの効果があったらしく追加注文がきました。

女子ソフトのTakagi Water WaveさんとDream Citrineさんは実際に使用した感想がこちらから確認できます。

サッカー界では、ゴールキーパーにかなり需要があるようで、日本のJリーグチームや海外のチームも導入してます。
サッカーゴールキーパーの使用実績はこちらから。

愛知工業大学経営学部スポーツマネジメント専攻教授 の石垣尚男さんもスポーツビジョン向上にビジョナップは最適と絶賛しております。

開発や研究、監修などに携わった専門家の皆様はこちらから確認できます。

 

現役アスリートだけではなく、ジュニアアスリートや中高年の方にも最適

さてこのビジョナップは目の前をチカチカと点滅させるために、なんだか眼に悪そうだな。というイメージを持たれるユーザーさんもいます。

ビジョナップはジュニアアスリート(8歳以上)や中高年の加齢による「見るチカラ」の衰えを維持したり回復したりする効果もあります。

ビジョナップの安全性

1.視覚機能や健康に対する安全性
液晶レンズを電気的に暗くすることで視野を断続的に遮断するだけです。
まばたきを早くしたり、手のひらを目の前で上下に振るのと同じです。
(光体(光るモノ)を使って点滅させているのではありません。)
視覚機能や健康に害を与えることはありません。
ただし、普段の見え方とは違った見え方になりますので、以下の注意点を良くお読みの上でご使用ください。

2.構造的な安全性
レンズには、ポリカーボネート製のフィルム液晶を使用しています。割れたり飛散することはありません。
フレームには、ナイロン系の樹脂を使用して簡単に曲がって折れにくくしています。
ただし、強い衝撃で分解した場合、フレームの角などでケガをする可能性がありますのでご注意ください。 

3.電気的な安全性
0.5A以下の弱電しか使いませんので、電気的に人体に害を与えることはありません。漏電及び静電気の試験を受けクリアーしています。

 

注意点もあります

1.目のトレーニング以外の目的に使わないでください
Visionupは、見るチカラを鍛えるトレーニング機器です。
装着するとパフォーマンスが上がるのではなく、パフォーマンスを上げるために目のトレーニングに使用するツールであることを理解した上でご使用ください。トレーニング目的以外の遊びや娯楽での使用はご遠慮ください。

2.長時間の使用は厳禁です!
1回10分~15分、2,3日おきの使用が最も効果的です。
長時間(30分以上)の使用や、毎日の使用は不要です。
普段の見え方とは違うため、長時間や毎日の使用は厳禁としています。

3.こんな時は使用をお止めください!
30Hz以下の遅い点滅回数では普段の見え方との違いが大きく、乗り物酔いに似た症状を覚えることがあります。
その場合は、一旦使用を中止し休息してください。
再度使う場合は、別の日に50Hz以上の設定から目を慣らしながら使用ください。
症状が回復しない場合は、早めに医師の診断をお受けください。

4.次のような方は、ご使用になれません!
・光感受性発作の方(点滅を見るとてんかんの症状が出る方)
・18歳未満の方が、監督者or指導者なしで使用すること
・目の病気をお持ちの方
・車などを運転、操作しながら使用すること

5.メガネの上からは使えません。
原則的に、メガネの上からの併用はできません。(コンタクトレンズはOKです。)
小さいフレームのメガネであれば使えることもありますが、動きを伴うトレーニングにはおすすめできません。
※2016年内中に発売予定でメガネの上からかけてお使いいただけるメガネ併用型のモデルを開発中です。

6.視力が悪いと使えません!
効果を上げるには、0.7程度の視力を必要とします。
1m程度の距離でテニスボールなどを見ることができれば、基礎的なトレーニングは可能です。コンタクトレンズで矯正の場合はお使いいただけます。

7.視力の回復には使えません!
Visionupは、近視、遠視、乱視、老眼など視力の回復には使えません。
視力の回復には、メガネやコンタクトレンズ、あるいはレーシック手術などでの矯正が必要です。

8.水に濡れると使えません!
防水仕様ではありませんので、ウォータースポーツや雨中では使えません。
通常の汗は大丈夫ですが、多汗症の方はご注意ください。

9.暗い場所では使えません!
Visionupは光源を持たず、一定の明るさを必要とします。
明るさが十分でない場所では、照明器具を必要とする場合があります。
照明なしでの夜間の使用はできません。

10.8歳未満のお子様は使えません!
視覚機能の成長が完了するのが6歳ごろと言われていることから、8歳以上でのご使用をおすすめしています。
また、サイズ的に概ね12歳未満及び小顔の女性には一回り小さなサイズ(ジュニアモデル VJ11-AF)をおすすめします。
また、18歳未満の方の使用にあたっては、長時間の使用や誤使用を避けるため、必ず保護者か指導者のもとで使用ください。

 

長時間の使用や光感受性発作(てんかん)の方の使用、車の運転をされる場合などは特に注意が必要です。必ず守って下さい。

ビジョナップの使い方

「ビジョナップ」は、液晶レンズの開閉による見えない時間帯があるので、やろうとすることが、より難しくなります。 
言わば、”視覚に負荷がかかる”ことになり、その見えない部分を補おうとして眼筋が鍛えられ、眼球の動きがスムーズになり、動体視力をはじめとするスポーツビジョンが向上します。

  • 1回10分~15分、一日おき、いつものウォームアップや基礎練習で使うだけ!
  • 遮断率(Duty比率)は、50%。明る過ぎる時上げて、暗過ぎる時は下げて調整する。
  • 点滅回数は50Hzでスタート。家庭の照明器具と同じ点滅回数なのでストレスなしでこなせます。
  • やるべきことがこなせたら、30Hz→20Hz→10Hzと順次落としていく。
  • 10Hzでこなせたら、トレーニング内容を上げて、再び50Hzから始める。

キモはあまりやりすぎない事です。

野球ではアップ時に15分程度1日おきにビジョナップを使ってトレーニングすると効率的です。連続使用は厳禁です。

またご自宅の室内などでも使用できます。

視覚負荷効果を使った目のトレーニング(スポーツビジョンのトレーニング)は、実戦に近い速い球でないと効果が出ないということはありません。

視覚負荷トレーニングは、一種の筋力トレーニングなのです。

眼に負荷をかけて、眼筋を鍛えるので、ご自宅でゴムボールなどの安全な球を使用してトレーニングも可能です。

 

ビジョナップの詳細

ビジョナップ3カラー展開

大人用のビジョナップはブラック・レッド・ブルーの3色です。どれも機能は一緒なので、お好みのカラーを選んでいただければと思います。

  • 1回~5回/秒の点滅は、集中力を高めるトレーニング
  • 10回~50回/秒の点滅は、脳を活性化し、眼筋を鍛えるトレーニング
  • 50回~150回/秒の点滅は、ストロボ効果で予測能力を上げるトレーニング

1日15分、週に3回の使用としてください。

光体は使わず、視野を遮断するだけなので、基本的に目や健康に害を与えることはありません。
注)光感受性発作(てんかん)の方は使用しないようにしてください。

装着感は悪くないです。重さも30gと軽いので違和感なく着用できます。

ビジョナップ操作部

左のこめかみ部にある操作ボタンにて遮蔽の明るさや点滅の回数(Hz)などを調整しできます。

トレーニング用ゴムボール付属

トレーニング用の赤と白のゴムボールが付属しております。硬式球とくらべて一回り小さいです。C球よりも小さいです。

  • 外寸法:幅190mm × 奥行120mm × 高さ65mm
  • 製品重量:280g(付属品を含んだ総重量、ビジョナップ本体は30g)
  • 充電方式:ACアダプターによる充電式 定格電圧100-240V
  • 使用電池:ポリマーリチウムイオン電池 110mAh 充電時間 1.5~2時間
  • 周波数:1, 3, 5, 10, 20, 30, 50, 80, 100, 150hz(10段階)
  • 0, 50, 70%(3段階)

ビジョナップ付属品

上記が付属品です。専用ケースもついます。

 

ジュニアアスリート用ビジョナップもあります

ジュニアアスリート用ビジョナップ

ジュニア用はカラーがピンクとスカイブルーとなります。

 

動体視力の向上、特にバッティングでは縦の動き(KVA動体視力)から変化球などの横の動き(DVA動体視力)に高速で切り替わるので、かなりの効果が期待できるのではないでしょうか。

個人トレーニング用でもチームで保有して交代で使ってもいいと思います。

お値段は少々高め。大人用で45,360 円、ジュニア用で42,120 円です。

ただこれはしょうがない部分もあります。プロが使っている商品そのままで、材料や人件費などのコストダウンも難しい商品ですので、製品の性能の維持や今後よりよい商品の開発などを考えると適正価格かなと思います。

ベースマンではもちろん、全ラインナップを発売しております。

楽天やyahooにも出品しておりますので、ポイントなども使えたり溜まったりします。

 

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