リザードスキンズグリップテープに「DSP-ULTRA」が登場、「ウルトラ級」に進化しています
滑らないで有名な野球用グリップテープ「リザードスキンズ」が大幅進化。機能も改良点も含め「ウルトラ級」にバージョンアップしています。
野球用グリップテープとして、雨でも滑らず豊富なカラーバリエーションで大人気の「リザードスキンズグリップテープ」に新商品が登場しました。
その名も「リザードスキンズDSP-ULTRA(ウルトラ)」。
ウルトラですからね。ユーザーが使っていて少々不満だった部分を解消しつつ、機能も大幅バージョンアップしています。
素材であるDSP(デュラソフトポリマー[DURASOFT POLYMER])はリザードスキンズの特許素材で、柔らかく粘着性があり、軽量な感触が特徴のポリマー素材です。
今回はそのポリマー素材改良してる力作になっています。
早速詳しく解説していきましょう。
表面の溝加工がグリップ力を高める。さらに方向も違います
今回発売されたDSPウルトラの見た目の特徴としては、従来からある表面の楕円部分にスリット(溝)加工が施された点です。
この溝加工によりグリップ力を向上させているのですが、溝の方向が握る部分で違います。
上の図で分かる通り、溝の方向がグリップテープを巻く位置により違います。
詳しく説明しますね。
(1)ボトムハンド部
ボトム部分を握った時に、グリップテープ表面の溝加工の向きが、手の力に対して反対方向になることによりグリップ力が上昇。
(2)トップハンド部
ボールが当たった時にヘッドを活かす力がスムーズに動くように、表面加工は縦になっておりヘッドがスムーズに走る。
(3)トップセクション部
トップ部分には溝加工がボトム部と同じ方向で施されているので、どちらの方向から巻かれても強いグリップ力を得ることができる。
例えば右バッターの場合、
ボトムハンド部には左手が来て、しっかりとグリップが効かすことができます。
トップハンド部には右手がきます。スイングの時にある程度ゆったりと力を入れないで構えてボールが当たる瞬間に「グッ!」と力を入れて打ちますが、その時に右手がグリップに引っかかりすぎずに、スムーズにヘッドが走るように工夫されています。
耐久性も向上した新しいポリマー素材
リザードスキンズグリップテープのキモであるポリマー素材も新しい製法により触感と耐久性を改良しています。
ここは特許素材を改良したので、「何がこうなった!」みたいな詳しい説明ができないのですが、実際に触っていただいて確認してみてください。
グリップテープの巻き終え部分もきれいに覆う、同じDSPウルトラのポリマー素材フィニッシュテープです。
グリップテープの巻き方向や粘着力も改良
細かい部分でも使いやすいように改良されています。
(1)右打者用、左打者用の巻き方向の印がある
グリップテープは聞き手に合わせて巻く方向が違います。
グリップエンドを上にして、
右打者なら右巻き。
左打者なら左巻き。
リザードスキンズDSPウルトラには、グリップテープの巻始めに
Right handed hitter(右打者用の巻き初め)
Left handed hitter(左打者用の巻き初め)
とグリップテープに刻印されているので、間違う心配がありません。
(2)グリップテープの粘着力アップ!
巻く時の粘着力が向上しています。
さらに剥がす時に粘着テープがバットに残らずキレイに剥がせるようになっています。
(3)簡単フィニッシュ
巻き終わり部分のグリップテープをカットしなくても、キレイに巻けます。
カラーバリエーション
リザードスキンズといえば、やはりデザイン性の高いカラーバリエーションですよね。
DSPウルトラでも新しいカラー、カモ柄などが登場しているので一気にご紹介します。
高校生(学生対応)リザードスキンズDPSウルトラ-ブラック・ブラウン
大人気のリザードスキンズウルトラから高校野球(学生)対応が発売されました。
ロゴでもある「Lizard Skins」がなくなっています。
厚さは0.5mmと1.1mm。
新基準となり飛ばなくなった硬式金属バットに最適です。グリップ力がしっかりしているので、操作性がアップします。
●リザードスキンズ グリップテープ 高校野球/学生対応 ウルトラ ブラック ブラウン 正規輸入品
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リザードスキンズDPSウルトラ-単色
リザードスキンズDPSウルトラ-カモ柄
カラーバリエーションは単色で11色、カモ柄で13色があります。
評判のいいカラーは継続しつつ、いろいろなタイプのカラーが新登場してます。
価格ですが、1,650円(税込み)と今までのリザードスキンズからは若干値上がりしていますが、機能を考えるとお値段以上だと思います。
厚さも従来通り、0.5mm・1.1mm・1.8mmが各色にあります。
リザード好きの方はもちろん、リザードのグリップ初という方にもオススメできるグリップテープになっています。
●リザードスキンズ 野球用 グリップテープ DSPウルトラ シングルカラー 単色 正規輸入品 LSLSGU-SINGLE
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●リザードスキンズ 野球用 グリップテープ DSPウルトラ カモ柄 正規輸入品 LSLSGU-CAMO
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最後に
濡れていても滑らないリザード(トカゲ)のようなグリップテープで、バットグリップだけでなはく自転車競技などのハンドルに巻くグリップテープでも世界的に評価の高い商品がグレードアップ。
以前は剥がれやすいなどのご意見もありましたが、今回はその点も改良しています。
定番のリザードグリップが1,430円(税込み)で、新しいDSPウルトラが1,650円(税込み)。220円差ですが機能的には差額以上にありますね。
ベースマンプロネットでは全色・全サイズを取り揃えていますので、興味のある方はぜひ一度お試しください。
店舗の方にもありますよ!
ディスカッション
コメント一覧
特許技術とのことですが、どこ情報でしょうか。
日本の特許庁、アメリカ、国際特許も調べましたが、該当しません。
出所を教えていただけないでしょうか。
この度はベースマンブログをご覧いただきありがとうございます。
ご指摘ありがとうございます。
調査しましたところ、特許技術は誤表記でございました。大変申し訳ございませんでした。
リザードスキンズの素材であるDSP(デュラソフトポリマー[DURASOFT POLYMER])の「特許素材」という表現にするところが「特許技術」という誤表記となっていました。
お客様にご迷惑をお掛けいたしましたことを、心よりお詫び申し上げますとともに、本文の内容も訂正させていただきました。
今後は、このような事がないよう努めてまいります。何卒、ご寛容賜りますようお願い申し上げます。
またすーさん様には重ね重ねお詫び申し上げます。
すいません。早速のご回答ありがとうございます。
私が言いたかったのは誤字ではなく、素材でも技術でもどちらでもいいのですが、そもそも特許は取られているのでしょうか。確認しても該当する文献が見つかりません。特許を取っているという出所を知りたいです。
この度はベースマンブログをご覧いただきありがとうございます。
DSPの特許情報に関しては、USのLizardSkinsのカタログに表記がございましたので、その部分を掲載させていただきます。
>>以下、2012 Lizard Skinsカタログ(US)より引用
DSP (DuraSoft Polymer) Patent Information: This grip, alone and/or in combination with a handle, may be covered by one or more of the following US Patents:
5,375,059; 5,645,501; 5,695,418; 5,730,669; 5,797,813; 5,857,929; 5,890,972; 6,203,308; 6,244,975; 6,641,488; 6,676,534; 6,733,401; 6,815,028; and 7,195,568.
Other US applications and foreign patents and applications pending.
>>ここまで
よろしくお願い申し上げます。