誠也選手も絶賛!アシックスから革命スパイク「刺さるスタッド」ファング登場。
鈴木誠也選手も開発に携わった「刺さるスタッド(ポイント)」スパイク、ファング登場
今回ご紹介するスパイクは、発売当初から異例の販売数で店の店員から実際に使う選手まで、まんべんなく評価が高いアシックスのスパイク「ファング」です。
「走攻守、プレーを制する」をコンセプトに、走塁、打撃、守備のすべてを極めたいプレーヤーに向け開発し、アシックスアドバイザリーの鈴木誠也選手も開発に携わっています。
何と言っても特徴は「刺さるスタッド」
金具刃に相当する優れたグリップ力をもたせることで強い踏み込みを可能にしており、強い打球、素早い動作、力強い送球をサポートし、プレーヤーのパフォーマンスを発揮しやすくしています。
靴底には、足への負担が少なく、地面に刺さりやすい小型の新スタッドを適所に配置しています。新スタッドは、地面との接地面積を小さくし、形状や長さを工夫したほか、前部と後部で大きさを変えることで、しっかり接地しながら足を素早く踏み出せる構造にしています。
ミッドソール(甲被と靴底の間の中間クッション材)は、軽量のクッションフォーム材「FLYTEFOAM(フライトフォーム)」を全面に配しています。
つま先部分は、耐摩耗性に優れた 「P-GUARD(ピーガード)」をつけており、つま先部分を補強する「P革加工」が不要です。
「GOLDSTAGE I-PRO FANG」のアッパー(甲被)は、フィルムとメッシュの3層構造とし屈曲溝を設けることで、足に沿って屈曲しながら高いフィット感も得られるようにしています。
それでは詳しく解説していきます。
「刺さる!」新スタッド(ポイント)構造
スタッドの形状をより細くし、地面に刺さりやすいように変更。
特に前部分のスタッドは、一つ一つの接地面積を縮小してグリップ力を向上させています。
前作のアシックススパイクに採用していた「SM-Sソール」に比べて約-23%接地面積が少なくなっています。
金具刃に相当する優れたグリップ力をもたせることで強い踏み込みが可能になっています。
スタッドなので、金具よりも衝撃が少ないのもいいですね。
接地面積を小さくすることで耐久性が心配になりますが、ここはスタッド部にウレタン樹脂を採用し「二層構造」にすることで、耐久性を保持しています。
鈴木誠也選手もインタビューで
「消耗が思ったよりも悪くない」といっています。
下記が実際のインタビュー動画です。
肉抜き構造+逆N字リブ構造
ソールの形状にも一工夫あります。
走るための足裏の動きに合わせて中足部の剛性強化しています。
スムーズな蹴り出しのために、あえて内側への「ねじれ」を許容させています。
これはソールの「肉抜き構造」と「逆N字リブ構造」で対応しています。
「逆N字リブ構造」にすることで、外側はいわゆる「ふにゃつかず」安定性が確保されています。
ダッシュする時はやはり足裏の内側が重要で、ここをフリーにしてファングのスタッドを食い込みやすくしている効果もあります。
FLYTEFOAM(フライトフォーム)
アシックスのランシューズなどに採用されている「フライトフォーム」を野球スパイクにも採用。
EVAフォームに独自のPE、反発ポリマーを組み合わせ、弾力性のある蹴り出しパワーを実現しています。
アシックス独自の配合による反発性に優れたフォーム材が、流れるような走りを実現。
軽量+エラストマーの反発力で、より強力な蹴り出しと高い推進力で高次元な「一歩目」を実現させています。
衝撃緩衝性に優れているので、大柄な体格の選手も支えることができるミッドソールです。
P革加工不要のP-GUARD(ピーガード)
両足のつま先内側には「Pガード」という補強構造になっており、P革加工が不要です。
通常のスパイクで片方だけP革加工した場合、若干バランスが崩れたりしますがそのようなことがなく、安心してスローイングやピッチングができます。
標準装備ってのが地味に嬉しいですよね。
鈴木誠也選手インタビュー
すでにファングは多くのプロ野球選手や高校野球選手などに使われています。
鈴木誠也選手は開発から携わり、実際に使用しています。
鈴木誠也選手の他に、丸佳浩選手や森下暢仁選手なども着用しており、アシックスアドバイザリー契約ではない選手も使っています。
トラチームの不動のトップバッターKC選手も着用。
学生野球(高校野球)は、まだまだ金具スパイクが多いのですが、甲子園出場校の選手でもファングスタッドを着用している選手もいます。
アシックススパイク「ファング」は2種類ある
アシックス「ファング」には、2種類あり、上位モデルで学生対応の「i-Pro FANG」と草野球などに人気のカラーバリエーションがある「FANG」があります。
それぞれ解説していきます。
アシックススタッドスパイク「FANG」ファング(1121A067)
先に説明しているスタッドやソール機能を搭載したファングです。
学生対応のホワイトカラーもありますが、草野球などを意識したカラーバリエーションもあるのが特徴です。
ブラックコーヒーカラーはアシックスアドバイザリースタッフのダルビッシュ有選手が所属するチームカラーでかっこいいですよね。
●スタッドスパイク/ポイントスパイク/ブロックソール
●メーカー名:アシックス(asics)
●シリーズ名:ゴールドステージ / GOLDSTAGE
●商品名:GOLDSTAGE FANG / ゴールドステージ ファング
●メーカー品番:1121A067
●カラー:
・ブラックコーヒー×サフラン(200)
・ピードモントグレイ×ブラック(020)
・ホワイト×ホワイト(110)※高校野球(学生野球)公式戦対応
・ホワイト×ピーコート(101)
●サイズ:25.0~29.0cm、30.0cm(0.5cm刻み)
●width:STANDARD
●中敷き:GSZ306
●素材
・アッパー:人工皮革製
・アウターソール:合成底
・スタッド:合成樹脂製(固定式)
・インナーソール:取り替え式(GSZ306)
●新スタッドソール
●全面ミッドソール
●P-Guard
※つま先補強素材、P革加工不要(P革加工不可)
GOLDSTAGE アシックス 野球用 スタッドスパイク ポイント ブロックソール ゴールドステージ ファング 1121A067
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アシックススタッドスパイク「i-Pro FANG」アイプロファング(1121A067)
そしてファングの上位モデル「i-Proファング」です。
学生(高校野球)対応のホワイトのみのカラーバリエーションです。
i-Proのファングは、通常ファングにプラスしてアッパーとソール部分が違います。詳しくご説明します。
i-Proファングソールの材料変更
i-Proのファングは通常ファングとはソールの材料が変更になっています。
高剛性で軽量な樹脂材料(ナイロン)に変更。
軽量化を実現しつつ、ベース材を固くすること スタッドが刺さりやすくなる。 スタッド部はウレタン樹脂で耐摩耗性保持しています。
以前のゴールドステージi-Proとのソール重量比較で、28.0cmのサイズで約-45g軽量になっています。
i-Proファングアッパー素材変更
i-Proのアッパーは、フィット感と屈曲性を追求した3層構造になっています。
表面1層目:ウインドウありのフィルム(屈曲溝によるしなやかな屈曲性)
中層2層目:フィルム素材
内側3層目:メッシュ素材(剛性差による中足部のフィット感)
蹴り出し時に外に働く力を逃さず、進行方向への力に変えます。
ソールとアッパー素材以外は通常のファングと同じです。
●スタッドスパイク/ポイントスパイク/ブロックソール
●メーカー名:アシックス(asics)
●シリーズ名:ゴールドステージ アイプロ / GOLDSTAGE i-Pro
●商品名:GOLDSTAGE i-Pro FANG / ゴールドステージ アイプロ ファング
●メーカー品番:1121A068
●カラー:
・ホワイト×ホワイト(110)
●サイズ:25.0~30.0cm(0.5cm刻み)
●width:STANDARD
●中敷き:GSZ306
●素材
・アッパー:合成樹脂製、人工皮革製
・アウターソール:合成底
・スタッド:合成樹脂製(固定式)
・インナーソール:取り替え式(GSZ306)
●新スタッドソール
●全面ミッドソール
●P-Guard
※つま先補強素材、P革加工不要(P革加工不可)
アシックス 野球用 スタッドスパイク ポイント ブロックソール ゴールドステージ i-Pro ファング 1121A068
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最後に
学生野球の場合、まだ金具スパイクを使用している選手も多くいます。金具スパイクとほぼ同じ効果があり、軽量で足への負担が減るスタッドがあればいいですよね。
また草野球でも普段ポイントスパイクで、金具スパイクのようなグリップ力がほしいユーザーも多いと思います。
そのような選手にはピッタリのスパイクですね。
またお値段的にもファングで実売11,040円、i-Proで13,200円と機能やデザインを含めてもかなりお値打ちなスパイクになっています。
高校球児やプロも使っているユーザーが増えていますので、ぜひファングを体感してみてください。
ベースマン各店舗でも実際に見て、触ることができます。
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