メジャー(MLB)の若手選手に大人気、44(フォーティーフォー)グラブ日本上陸
メジャーリーガー使用率第3位。ドミニカやベネゼエラのメジャー若手選手に人気の44グラブ。
硬式仕様ですが、軟式でも使えます
今回ご紹介するのが、アメリカメジャーリーグで最近、使用している選手が急増している44(フォーティーフォー)グラブです。
この44というグラブは、アメリカの方では定番グラブがなく、全てオーダーというメーカーです。
今回、日本総代理店としてマークシティー 44JAPAN事業部が立ち上がり、日本でも手に入りやすくなりました。まだフルオーダーは対応していないようですが、セミ定番品として約10種類のグラブを展開しています。
44グラブは品質もいいのですが、やはりデザイン性が非常に高く日本では難しいようなグラブも作れてしまうのが魅力です。
それではご紹介していきましょう。
そもそも44って何?
まずは44グラブについてご説明します。
かなり変わったブランド名ですよね。さらにロゴも変わっています
アメリカではオーダー専用のグラブメーカーとして2011年に設立されたまだ新しい会社です。
野球を熱狂的に愛するブレント(Brent)親子により設立された44 Professional Gloves。
野球に携わる仕事がしたい!夢をかけたい!という思いから2人だけでスタート。
「44」とはブレント親子のお父さんの方が選手、コーチ時代につけていた背番号で、現在CEOの息子さんブレント・ハーバードさんが父への敬意を込めてつけたブランド名です。
設立からわずか5年でアメリカのカスタムオーダーグラブNo.1ブランドに成長。
これもデザイン性と品質、そしてプライスがいいからでしょう。
メジャーリーグでも多数の選手に使われています。
●ダニー・ヒメネス(Dany Jimenez)
オークランド・アスレチックス(ドミニカ共和国)●デニス・サンタナ(Dennis Santana)
ロサンゼルス・ドジャース(ドミニカ共和国)●ホセ・アルバラド(José Alvarado)
ミルウォーキー・ブルワーズ(ベネゼエラ)●ヤンディ・ディアス(Yandy Diaz)
タンパベイ・レイズ(キューバ共和国)●エルビス・ルシアーノ(Elvis Luciano)
トロント・ブルージェイズ(ドミニカ共和国)
USA以外の若手選手に人気がありますね。比較的低価格ですが、しっかりとした品質があるからこその証明じゃないでしょうか。
また2020年まで阪神タイガースでプレーしていたジャスティン・ボーア選手も44グラブを使用しています。
44グラブの特徴
今回日本で発売するにあたって、アメリカでは「軟式」がありませんので、全部「硬式仕様」になっています。デザイン性に特徴があるので、日本向けには軟式でも対応できるようにしております。
イメージ的には「硬式グラブと高級ラインの軟式グラブの中間」。
もちろん硬式でも使うことができます。
高校野球(学生)対応の定番シリーズもあります。
価格的にも税込み30,800円と硬式グラブとしてはリーズナブルなので、おすすめですね。
芯材などは日本の硬式グラブよりも少し柔らかめ、軟式グラブの芯材よりも固めというイメージ。
皮革はUSステアレザーを使用しており、キップレザーよりも固めですがステア独特のゴワゴワした皮革ではなくスムーズな開閉ができるタイプです。
アメリカのグラブだけあって、ウィルソンなどと同じく「しっかりと掴む(捕球)」するタイプの型です。
素早い送球のための当て取りには不向きですね。
上のグラブは内野手用で、真横から見た画像です。
小型ながらポケット深めです。
ポケットの位置もウェブ下から人差し指下ぐらいの一番深い部分。
このポケット位置に自然とボールが収まる型になっています。
真上から見たポケット位置。深めですよね。上のグラブは人差し指先端から手の甲までで11.25インチ(28.6cm)で内野手用のスタンダードサイズ。
オールラウンドとかよりも小さめです。
モデルにもよりますが、指先にカバーを重ねたフィンガーチップなどもあります。デザイン性と指先補強の機能性を加えてますね。
ウィルソンなどのグラブでもオーダー対応できる皮革にスネークスキンのような加工もあります。
ラベル部分も刺繍がラベルではなく、直接縫い込んである直刺繍のモデル。
さらに丸抜き加工する部分はホームベース型。
さらにさらに!縫い糸(ステッチ)がレインボーカラー!
このモデルはデザインかなり凝ってますよね。
高校野球(学生)対応モデルもあります
高校野球のルールに対応したモデルもあります。
実際に見てみましたが、硬式グラブとしては全然問題ないですね。
アメリカの型なので、ポケット深めでしっかり掴むタイプです。ピッチャー用は横型のモデルになります。
この皮革の質感で30,800円ならありです。
44グラブはベースマン各店で販売しております。
実際に見て、グラブを試してみたい方はベースマン各店で全モデルではないですが、実物があるのでご来店ください。
ラベルなどはかなり立体的でいいですよ。
また今後はフルオーダーの対応やラベル交換なども行っていく予定です。
対応できるようになれば、またご連絡いたします。
もちろん、ベースマンネットショップでも販売しているので楽天やyahoo(paypayモール)などからもご購入いただけます。
44グラブ 硬式軟式兼用
ベースマンで CHECK! | 楽天ショップで CHECK! | yahooショッピングで CHECK! |
最後に
実際に使用してみましたが、硬式軟式兼用とは言っても、元々がUSA硬式なので、硬式よりのグラブです。
軟式として使う場合、スチームや湯もみなどしないと最初はちょっと硬いと思います。
学生が硬式として使うにはリーズナブルな価格帯なので、いいと思います。しっかりとした皮革と型なので長持ちしそうですし。
デザイン性がとにかく高いので、「かなりしっかりとした軟式グラブ」のポジションとして日本でも広まっていく可能性が高いブランドですね。
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