今だからこそ革底スパイク、フィット感と軽さはさすがです。
最近あまり見かけないですが、昔から根強い人気の革底スパイクを特集!
今回は野球用の革底スパイクをご紹介します。
往年のプレイヤーですと現役時代には革底スパイクを履いていたと思いますが、現在ではほとんど樹脂の埋込み型スパイクが主流となっています。
昔は樹脂底は重たくてというイメージでしたが、現在各メーカーでかなり軽量で性能も高く、さらに安い樹脂埋め込みスパイクを発売しているので、メンテナンスなどが少々面倒な革底スパイクはあまり使われなくなってますね。
ここで、現在使われているスパイクの種類を説明しますね。
◆ポイントスパイク
小学生までは金具スパイクが禁止されている連盟がほとんどだと思いますので、樹脂製のポイントスパイクを使いますね。
特徴としては当然金具がなく、樹脂もしくはゴム製なのでスライディング時など安全です。
ただしグリップ力は金具スパイクに比べて劣ります。
小学生までの学童プレイヤーは当然ポイントスパイクを使いますが、大人でも草野球などで比較的カジュアルに野球を楽しみたい場合などポイントスパイクを選ばれる方が多いように思います。
カラーが豊富なのも特徴です。公式戦用の黒や白一色のタイプも豊富にあります。
◆埋め込み式金具スパイク(ナイロン底)
中学生以上で、高校野球や草野球など多くの野球プレイヤーが使っているのが金具埋込み式のナイロン底スパイクです。
現在の主流ですね。雨などにも強く、現在は軽量タイプやヌバック・バッティング向けや走塁向けなど様々な種類が出ています。
プロでも多くの選手が使っています。クッション性もあるタイプが多いので、ヒザなどへの負担も軽減されています。
◆革底スパイク(取替可能金具)
そして昔からある革底スパイク。
特徴はやはり軽量性と、革底独自のフィット感でしょう。
使えば使うほど自分の足にフィットしていきます。さらにスパイクの金具は取替可能です。
フィット感が高いので、グラウンドの土などの状況をすごくダイレクトに感じる事ができます。
ただし革なので、雨には弱いです。水を吸収して重たくなります。メンテナンスもナイロン底のスパイクより手間がかかります。
使い込むほどに自分の足の形になじんできて、自分だけの1足となるので保有感はかなり高いです。
全体的にはお値段もちょっと高めな部分があります。天然皮革の革を使うところが多いので。
ベースマンの40周年を記念して、こだわりぬいた久保田スラッガー革底スパイクを発売
革ソールスパイクのススメ!!
金具を直接埋め込むことによって軽量化の実現、また突き上げによる疲労感軽減、さらにはローコストでの提供が可能になり、全盛を迎えている各メーカーの埋込式樹脂スパイク。
一見良い事尽くめように思います。
実際に今日のスパイクを否定するつもりは全くございません。
ただ、これほどに良い事ばかりに感じるスパイクが世に出ているにも関わらず、プロ選手の中で革ソールのスパイクを愛用し続ける選手がいます。
それが今回尊敬の念も含め、メーカーにお願いして本人仕様モデルを作らせて頂いたソフトバンクホークス本多選手です。
他にもロッテマリーンズ荻野選手もメーカーこそ違え、革ソールにこだわり、使用を続ける選手の1人だと伺っております。
この2選手の共通点、皆様もお気づきだと思います。
‘足’でファンを沸かせられる選手、、、と言えば良いでしょうか。
それだけの選手でない事はもちろんなのですが、とにかくその‘足’を生かした走力・走塁技術はプロ選手の中でも特に秀でていることは、皆様もご周知の通りかと思います。何よりご本人がその部分により高い意識と強いこだわりを持って日々野球に取り組んでいるように感じる選手です。そんな彼らにとって最も大切にしているはずのスパイク・・・革ソールを使用し続ける理由に私自身が非常に強い興味を感じ、今回の商品化を目指しました。 今回商品化するに向けて、一番にこだわったのは本人同様カンガルー素材をアッパーに使用した事。
本人同様仕様スパイクにはエナメルカンガルー革を、学生対応スパイクにはツヤなしのカンガルー革を使用。更にはサイド部から履き口廻りまでのスポンジパットの形状、ステッチの入り方までも本多選手同仕様に徹底的にこだわる事で、足を入れた際の抜群のフィット感と一体感を実現しました。
これに革ソールを合わせる事で、クッション性に関しては現在の樹脂ソールに及ばないデメリットが出てきますが、代わりに履くほどに自分の足になじむ感覚、また土を素足で掴まえて走れるような革ソールでしか感じることのできない独特の感性を呼び起こしてくれます。
一方で革ソールのスパイクは金具交換が比較的簡単な上、アッパーなどの擦れ、破れに対しての修理が柔軟に対応できることが大きな強みです。少しお値段は張りますが、良いスパイク・高いスパイクほど絶対に長く使い続けたいですよね。
以上、長々と商品のご紹介を差し上げましたが、百聞は一見に如かず。ぜひ店頭にお越しいただき商品を手に取り、履いて見てください。
我々世代ではずっと憧れであったカンガルー革ソールスパイク。
この商品からまた新たな革ソールファンの出現を期待しております!
ベースマンでは2018年で創立40周年となります。
40周年記念の一環として、久保田スラッガー製の革底スパイクを完全限定にて作成しました。
このスパイク、ソフトバンクホークスのある選手モデルです。
そうです。背番号46番、2010年・2011年の盗塁王。
最大の持ち味である走塁面を支えるのは、この久保田革底スパイクなのかもしれない、愛称ポンちゃんで知られる
本多 雄一選手モデルなのです。
本多 雄一(ほんだ ゆういち、1984年11月19日 – )は、福岡県大野城市出身のプロ野球選手(内野手)。右投左打。現在は福岡ソフトバンクホークスに所属。愛称はポン、ポンちゃんなど[2]。
本多選手はサイドに白ベースのラインが入っているモデルを主に使用していますが、学生対応の黒ベースもあります。
さてこのスパイクですが、まずはスパイクの金具(歯)に特徴があります。
ちょっと見えにくいので、斜めからの画像もあります。
ちょうど親指の付根の部分に2枚の歯をつけています。
ベースランニングや走塁時に無意識のうちに走り込みをしている方も多いのではないかと思いますが、走塁するときに一番チカラをかけるのは足の裏全体ではありません。
そうです!親指の付根で地面を蹴るのです。やってみていただけると分かりますが、足の指で前に進もうとすると中指や小指では進むのが非常に難しいです。
どうしても親指の付根にチカラがかかります。
そうなんです!早く走るためには親指の付根を地面に食い込ませ、推進力を得る必要があるのです。
さらに走塁は左回りです。
遠心力で身体は外にもってかれようとしますが、足先は必ず目標である次の塁に向いています。
一番チカラを地面に伝える必要がある部分に2枚歯をつけて、さらに左回り用に内側についています。
まさに早く走るためのスパイクなのです。
革底スパイクですので、ナイロン底の埋め込みスパイクに比べると歯の数は少なくなります。
でもこのスパイクはいいのです!
必要な部分に機能的な二枚歯を1点だけ追加することにより、とにかく早く走るためのスパイクになっているのです。
素材も軽いカンガルー革を使ってます。
カンガルー革の特徴として、軽い・足になじみやすい・柔軟性があります。
耐久性やメンテナンスのしやすさは、ナイロン底のスパイクの方がいいです。
革底の最大のメリットは、つかっているうちに自分の足になじんていくことです。
さらにカンガルー革を使用しているので、足にかなりフィットした自分だけのスパイクとなります。
また革が軽量化のため薄いので、グラウンドを足の裏でダイレクトに感じながらプレーすることができます。
この感覚はナイロン底のスパイクしか履いたことのないプレイヤーには結構衝撃ですね。一度試してみてもいいかもしれません。
プレイヤーによっては、練習時はポイントスパイクや埋め込みスパイクを使い、試合では革底スパイクという方は結構いますね。
学生対応は表面のてかりを抑えたタイプになります。
本多選手モデルは白のラインのフチをイエローにし、カンガルー革エナメルで光沢感を出しています。
革底スパイクにはやっぱり「縫いP加工」でしょう。
少々高額な革底スパイクを大切に、長く使っていただくために補強加工などもオススメです。
革底スパイクにはタフトーやPカバー加工よりも、やはり一体感のでる「縫いP革」加工がオススメ。
こちらが縫いP革加工を行った久保田の革底スパイク。
かなりの一体感ですね。
裏側の革底面にしっかりと縫い付けます。
大事なスパイクですので、使い込むのであれば補強はしておいた方がいいですね。
このスパイクはベースマン40周年限定となりますので、ベースマンプロネットタウン各店もしくは店舗でのみの販売となります。
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根強い人気のミズノ「タキオン」革底スパイクがなんと半額セール
続いてご紹介するのは、革底スパイク界では根強い人気の「ミズノ タキオン」シリーズです。
ローカットモデル(11GW143100)とミドルカットモデル(11GW143000)があります。
なんとこのミズノ革底スパイクが半額(税込み5,800円)で大セール中です。
ローカットモデルです。スパイク歯の形状を見ると、走攻守全部をそつなくこなすオールラウンドタイプですね。
特徴としては
- プロフィッティングラスト:プロ選手への徹底したヒアリング。開発方法を再検証、野球シューズとしてより理想の形状を追求しました。
- M-LOK ATTACHMENT SYSTEM:専用器具で凸ピンと凹ピンを回転を加えながらシメる金具止め方法により、緩みなく金具がソールに密着。
- ワイド設計(3E相当):成長期の足をしっかり包み込むワイド設計を採用。足長に合ったサイズが選べることで、ロスなく力を地面に伝えます。
ミドルカットもあります。
ちゃんとくるぶしは隠れますけど、ローカットよりのデザインですね。
実は私、ミドルカットは苦手でした。
くるぶしを守ってくれるのは分かるのですが、どうもごつごつとあたって動きづらいんですよね。
でもこのミズノタキオンは大丈夫でした。
適度な硬さのクッションでくるぶしを守るのと適度な可動域を両立していますね。
これなら違和感なく履くことができます。
カラーも学生対応ですから、黒なんですけど光沢ブラックとつや消しブラックをうまくつかってますよね。
さてここでもう一回、言わせて下さい!
このミズノ革底スパイクが半額の5,800円なんです。
革底のスパイクは少々高めな事が多いのですが、かなりのお買い得になっています。
今まで樹脂底の埋め込みスパイクしかはいたことがない方などは、この機会に革底を経験してみてもいいかもしれません。
私は40代なので、革底全盛期を経験していますが、あの足の裏でグラウンドを感じるイメージはかなり好きですけどね。
あとはフィット感。履き込むほどにどんどん自分の足の形になっていくのが分かります。
革底スパイクの特価はあまり出ないので、この機会にぜひ!数量完全限定です。
▶ミズノ「タキオン」ローカット(11GW143100)
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▶ミズノ「タキオン」ミドルカット(11GW143000)
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革底スパイクのメンテナンス
先にも書いたとおり、革底スパイクはグラブと同様にメンテナンスをする必要性が他の埋め込みスパイクやポイントスパイクよりも高くなります。
何もしないで使っていると、ようやく足になじんできた頃には修理不能なぐらいすり減ったり破れたりして、使えなくなるような事にもなりかねません。
メンテナンス用品
メンテナンスには汚れを取るための、金属ブラシとツヤ出し用のブラシ、汚れ取りのクリーナーとツヤ出しのクリーナー、汚れ拭き取り用のタオルや雑巾がまず必要です。
これはトレーニングシューズや埋め込みスパイクなども同様です。
オススメはミズノのメンテナンスセットとスーパークリーナーです。
(1)アッパー汚れ取りブラシで土や泥をていねいに落とします。ソールや金具についた土や泥は金属ブラシを使って落とします。
(2)スーパークリーナーを使ってミシン目などにつまった汚れまでしっかりふき取ります。乾いた布などでスーパークリーナーをふきとって下さい。
(3)靴クリームをシューズに塗りこみ、クリームブラシでシューズ全体に靴クリームを細かいところまですり込みます。
(4)3~5分乾かした後、ブラシでシューズ全体をブラッシングします。ブラッシングの後、メンテナンスセットのテレンプやハンドクロスで仕上げるとさらに美しい光沢が得られます。
(5)インソールと紐を通してお手入れは完了です。
中のゴミやインソール(中敷き)もきれいに洗うなどして陰干ししておくとスパイクを清潔に保てます。
※革底のメンテナンス
金具の部分に泥などがつくので、必ず金属製のブラシにて泥をとりましょう。雑巾などできれいにしてから固形の靴墨で保湿するのがベストです。
メンテナンス後は、風通しの良い日陰で乾かしましょう。日当たりがいい場所ですと逆に乾燥しすぎで型くずれなどおきます。
▶ミズノシューズお手入れセット(2ZK-83400)
金属ブラシも付属しているのでアッパーからソールまでメンテナンスできます。
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▶スーパークリーナー(2KZ-454)
土などの落ちにくい汚れもしっかり落とします。汚れの部分にスプレーして、布でふき取って下さい。
ムースタイプとチューブタイプがありますが、使いやすい、こちらのムースタイプを使用しているプロの選手が多いです。
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グラブもスパイクもやはり長く使うにはメンテナンスが必要です。今はいろいろと便利なクリームなどもあるので、うまくつかってほしいと思います。
汚れたからといって、水などで丸洗いなどは決してしないでくださいね。
雨などで水を含んでしまった場合は、まずはきれいに汚れを取って、靴の中に新聞紙などを入れて、とにかく水分を抜くことが大切です。これも陰干しが基本です。
その後クリームや靴墨などでメンテナンスしてください。
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