高校野球でも使われて大人気のベルトマジックテープスパイク、紐と何が違うの?
学童から中学に上がった新中学生や、高校に入学し野球部に入部した選手に超オススメのベルトマジックテープスパイク。新入生はやることが多いのでスパイクの脱着は簡単な方がいいです。
野球のスパイクは日々進化しておりますが、ここにきて3本ベルト(マジックテープ)タイプのスパイクの人気が急上昇しています。
トレーニングシューズ(アップシューズ)では昔から採用されていましたベルトタイプですが、金具やポイントスパイクにも採用され、公式戦対応のモデルなども出てきています。高校野球の選手も履いてますね!
さて野球用のスパイクとしてはやはり「紐」が昔から使われていました。
ここで、野球用の紐スパイクと3本ベルト(マジックテープ)スパイクの違いを解説しますね。
▶紐タイプの野球スパイク
紐タイプのスパイクの特徴としては、やはり足とのフィット感です。
足全体をフィットさせるのにも最適ですが、最大の特徴は「フィットさせる部位の調整ができる」ことにつきます。
例えば甲側をよりキツくして、つま先側を余裕をもたせたり、真ん中をキツくしたりなど紐通しの穴部分により自由に調整が可能です。
さらに紐が劣化したとしてもスパイク全体の交換ではなく、紐のみの交換で対応できるので経済的でもあります。
欠点としては、やはり自分好みにフィットさせるには時間がかかることですね。
▶ベルト(マジックテープ)タイプの野球スパイク
マジックテープタイプの野球スパイクの最大の特徴はやはり、脱着のしやすさです。
トレーニングシューズやアップシューズ等ですでにお分かりの方も多いかと思いますが、ベルトタイプはやはりスパイクを脱いだり、履いたりするのがやりやすい!
あと3本ベルトで締めるタイプがほとんどですが、足の甲全体を締めるのでフィット性も確保できます。
紐タイプのようなフィット感の詳細な微調整はできませんが、足全体を包み込むような締め付けをすぐにできるので、紐を締めるのが面倒なユーザーにはオススメです。
欠点としましては、マジックテープが劣化したときにスパイクを買い換える必要があります。テープ部分のみを交換することができないためです。
草野球やある程度大人の方が試合や練習などに参加するときは、しっかりとスパイクをフィットさせる時間があるのですが、学生さん特に新入生などは、やることが多くスパイクを履き替えるのも大変で、よくカカトを潰してしまっている方も多く見かけます。
そんな時にベルトタイプだと脱着が簡単なので、すぐに試合や練習などに取り組めます。
また実際にベルトタイプのスパイクを利用している方に聞くと、軽さを感じる方が多くいます。
これは紐タイプをフィットさせるのが面倒で、いつもちょうちょ結びのまま履いていてスパイクの重さが一点に集中しているからだと思われます。
ベルトタイプの場合、甲全体にスパイクの重さが分散されるので軽く感じるのだと思います。
脱着が簡単というのは言葉以上に便利なので、ぜひ一度使ってみてほしいスパイクです。
特に学童から上がった新中学生や、中学から高校に上がり野球部に入学した新入生などには特にオススメです。
新入生は時間ないですからね。グラセンやヘルメットや防具など大きくて重たい荷物を運んだりなどあることが多いですからね。
野球専門店がオススメする3本ベルト(マジックテープ)タイプスパイク!
さてここで野球専門店がオススメするベルトタイプのスパイクをご紹介しましす。
ブラック1色のタイプは学生対応で公式戦でも使用できるタイプとなります。
ベースマン40周年記念!ミズノ3本ベルト スパイク ローカット プライムバディBLT 11GY182000
最初にご紹介するのは、ベースマンとミズノがコラボした埋め込み金具スパイクです。
はじめてでも思い通りの動きに近づけるやわらかさ。 履き心地よく動きやすい、やわらかアッパー採用。
とにかく軽い!
金具だけど重くない!軽量モデル。
突き上げ感を軽減するCAソール
あらゆる方向への強いけり出しと加速を実現させるCQソールのコンセプトを踏襲したソール。 加えて前足部、中足部の樹脂スタッドがさらなる安定性を生み出します。 3E相当のワイドラスト ゆったりとした履き心地のワイドラスト
アナトミカルラスト
より強い一歩目を実現するため、さらなる足との一体感を追求。 プロ選手の意見も踏襲し、一から再設計したQuicknessを可能にしたラスト。
このスパイクは柔らかくて軽いので、初めての金具スパイクとしてはかなり履きやすい部類になります。
サイズも豊富にラインナップ!
初めての金具スパイクに最適なスペックなので、サイズにもこだわりました。
下は23.0cm〜上は29.0cmとサイズを豊富にラインナップしております。
女子野球の方にもオススメですね。
プライスもお得!
通常、3本ベルトタイプの埋め込み金具スパイクはハイスペックモデルに採用されています。
ミズノの場合は、2018年の定番(カタログ掲載商品)にはないですね。限定モデルの一部に採用されています。
1万円以上することがほとんどなのですが、このスパイク。
税込みで9,800円です。
お買い得感はかなり高いです。
この商品はベースマン限定となります。各店舗には実際のスパイクを在庫しているのでお近くであればご来店いただき履いてみるといいと思います。
期間限定!ネット通販限定企画!!
2018年7月末迄にこのスパイク(11GY182000)をご購入の方に限り、お値段そのままでPカバー加工(加工費1,200円)もしくはタフトー加工(加工費・投手用3,000円/野手用2,000円)を無料サービスしております。
詳しくは別記事にて説明しております。
Bm40周年記念 超限定 ミズノ 3本ベルト スパイク ローカット プライムバディBLT 11GY182000
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ローカットとミドルカットのハイブリッド!ザナックス スパイク 埋め込み金具 ベルト式 アンクルガード ワイド BS-609AL
次にご紹介するのは、17年モデルと少々古いモデルなのですが、コンセプトが非常に面白い3本ベルト金具埋め込みスパイクです。
3本のベルトは画像で見て分かる通り、互い違いとなっております。
これにより片側からの締め付けだけではなく、甲の内側と外側両方から締め付けることが可能で、足とのフィット感が向上します。
さらにこのスパイク。別の特徴があります。
外側から見るとローカットのスパイクのようにみえますが、内側はミドルカットとなっております。
足首を守る"アンクルガード" 自分の足首を蹴ってしまう・・・ けれどミドルカットは履きづらくて面倒。
そのようなユーザーのために、外側をローカット、内側をミドルとしております。
上の画像を見てもらえると良く分かと思います。
ミドルカット特有の履きにくさなどは、外側ローカットとベルト(マジックテープ)仕様によりかなり改善されています。
足を自分で蹴ってしまい、ケガしてしまう恐れが軽減されます。
ザナックス スパイク 埋め込み金具 ベルト式 アンクルガード ワイド BS-609AL
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18年新作の定番、SSK 野球用 ポイント スパイク ローカット スターランナーV SSF4000
ポイントスパイクもご紹介しましょう。
小学生(学童)の頃は金具スパイクが禁止で、ポイントスパイクのみ。中学生に上がると金具スパイクを履くことが多いのではないでしょうかね。
今は大人用のポイントスパイクもかなり見直されており、クッション性や軽量性などは金具がないポイントスパイクに軍配が上がるので、あえてポイントを選ぶ方も多くいます。
今回ご紹介するのはSSKの定番ポイントスパイク「スターランナーV」
特徴は見た目でも分かる、互い違いのベルト方式を採用しております。
こちらは外側と内側の双方向からしっかりと足を締め付けるので、フィット性が非常に高いポイントスパイクです。
カラーも選べるので、草野球などにも最適ですね。
今はプロの公式戦でもポイントスパイク(ブロックソール)のベルトタイプを使用していますね。
広島カープの菊池涼介選手などはSSKのブロックソール3本ベルトタイプのスパイクを使用していますね。
そして、このポイントスパイクは安い!
ベースマン価格で5,616円(税込)。トレーニングシューズと同じくらいですね。
SSK 野球用 ポイント スパイク ローカット スターランナーV SSF4000
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デサント スパイク コウノエベルト 埋込金具 ローカット DBS-6301
最後に紹介するのは、デサントから発売されている鴻江シリーズの野球用スパイクです。
上の画像を見てもらうと分かるのですが、マジックベルトタイプのスパイクとはちょっと違います。
紐タイプのスパイクに、ベルトで有名な鴻江ベルトを装着して足との一体感を究極まで追求しています。
鴻江シリーズはスポーツトレーナーの鴻江寿治さんが開発した骨盤ベルトやインソール、シューズなどのシリーズで、幅広いスポーツ界のトップアスリートから絶大な信頼を得ています。
詳しくは
幅広いスポーツ界のトップアスリートから絶大な信頼を得ている スポーツトレーナーが開発した、身体の歪みや故障を解消させるー本のベルト!!
歩く、走るなど・・・。あらゆる運動の起点は、骨盤の回転で生まれるエネルギーです。
ところが、骨盤をささえる筋肉群には日常的にストレスが加わるため、ひずみが生じがち。
骨盤のズレは背骨のゆがみにつながり、腰痛や肩凝りの原因となります。
また、体のバランスがくずれたり、ヒジやヒザの関節が正しく作用しないと、パワーや運動能カが低下しやすくなります。
つまり、骨盤や関節を正しく機能させれば身体のバランスが整い、本来のポテンシャルを引き出せるのです。
多くの人が抱えるそんな悩みを解消する為に、数々のトップアスリートの身体を知り尽くしたスポーツトレーナー鴻江寿治氏が開発したKOUNOEシリーズをご紹介。
引用:デサント鴻江シリーズより
一般的なスパイクは甲部分で締める(=一ヶ所)ため、 足を上げる動作は必然的に「足の甲で持ち上げる」感覚があり、 スパイクと足との間に緩みが生まれる。 →「足」と「スパイク」が別。
一方コウノエベルトスパイクは、従来の紐に加え足全体をコウノエベルトで締めることにより足とスパイクが完全にフィット。
足を上げる際は「足の裏で持ち上げる」感覚。→「足」と「スパイク」が完全に一体化します。
実際にこの鴻江スパイクを履いたことがありますが、一体感が他のシューズやスパイクとは全然違います。
普通のシューズやスパイクはどうしても甲の紐やマジックベルトで締めるので、甲で足を持ち上げる感覚でこれが普通だと思っていました。
このスパイクは足のソールから持ち上がる感覚で、最初履いた時は不思議な感じがしました。
ただ足との一体感は全くの別次元。シューズと足との隙間感があまり感じず、シューズではなく「足」で蹴り出しているような感じです。
この鴻江スパイク、かなりの高機能なのですがお値段が少々お高い。
19,872円でございます。でも値段以上の価値ありです!
デサント スパイク コウノエベルト 埋込金具 ローカット DBS-6301
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最後に
18年の定番モデル(カタログ掲載)では、まだあまりベルトタイプのスパイクは掲載されておりませんが、19年度からはその機能性や使い勝手の良さ、プロも評価し使っているという部分でかなりの広がりを見せると思います。
紐スパイクの良さも、もちろんありますが、まだお試しいただいていないユーザーは選択肢の一つとして検討できると思います。
店舗の方でも各社の3本ベルトのスパイクをご用意しているので、試し履きにご来店いただいてもよろしいかと思います。
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