ゼットからあの有名選手が使った完全復刻の軟式グラブがBMから限定発売されます
- 1. ゼットからベースマン限定で70年代〜90年代に活躍した有名選手の復刻軟式グラブが発売されます。
- 1.1. ■内野手用[G29]右投げ:実の弟もプロ野球選手。兄弟揃って1000本安打を記録したG選手の遊撃手!
- 1.2. ■捕手用キャッチャーミット[L27]右投げ:パ・リーグL球団の黄金時代を支えた名捕手。千葉本拠地チームの監督も最近まで務めていました。
- 1.3. ■外野手用[G7]右投げ/左投げ:外野守備での「交通事故」レベルの大怪我にあいながら劇的な復活をしたG球団の代打の切り札
- 1.4. ■内野手用[G5]右投げ:G球団の「第二のクリーンナップ」として恐れられた内野手モデル。
- 1.5. ■外野手用[T00]右投げ/左投げ:T球団の背番号「00」、亀新フィーバーの立役者。魂のヘッドスライディング!
- 1.6. ■捕手用キャッチャーミット[YS27]右投げ:ミスターYS、メガネの捕手でID野球の申し子。
- 1.7. ■投手用[F21]右投げ/左投げ:F球団の80年代「トレンディエース」。ルックスだけではなく実力も本物のエース!
- 1.8. ■投手用[G21]右投げ/左投げ:G球団の90年代、左の先発投手。現在は土曜日朝の野球情報を担当!
- 2. 最後に
ゼットからベースマン限定で70年代〜90年代に活躍した有名選手の復刻軟式グラブが発売されます。
今回、ベースマン創業40周年を記念してゼット(ZETT)から往年の有名選手が使用していたグラブを復刻させました。
ミズノと並んで、契約選手やアドバイザリー選手などが多いゼットですから、あの懐かしの名選手モデルが復活します。
上のラベルも復刻です。30代〜50代ぐらいの往年プレイヤーには懐かしいのではないでしょうか。
個人的には丸ラベルに「Z’s」のラベルのグラブを使っていましたね。
ところでみなさんはZETTの社名の由来はご存知でしょうか?
Zenith in Triumph by Truth
「真実なる勝利で不滅の頂点を極める」という意味が込められています。
今回のベースマン40周年記念のゼット復刻グラブのラベルの歴史です。
1979年〜1983年頃まで使用していた「王冠ゼットラベル」
1983年〜1992年頃まで使用していた「ゼットダイナミックラインラベル」
1990年〜1995年頃まで使用していた「オーバルゼットラベル」
それでは今回限定にて発売されるモデルを細かく見ていきましょう。
■内野手用[G29]右投げ:実の弟もプロ野球選手。兄弟揃って1000本安打を記録したG選手の遊撃手!
最初にご紹介するのは、70年代初頭から80年代にかけてG球団にて活躍したK.Kモデル。
すみません。いろいろな事情がありイニシャル表記となっていまいます。ご了承ください。
今回唯一の「王冠ゼットラベル」のモデルです。
この選手は実の弟さんもプロ野球選手で、別々の球団ですが兄がショート、弟がセカンドを守り、さらに兄弟で共に1000本安打を記録している選手です。
兄弟で1000本以上となると、レロンとレオンのリー兄弟しかいません。
レロン・リー選手はNPB歴代最高打率(.320)の保持者。
レオン・リー選手はロッテ→大洋ホエールズ→ヤクルトと在籍し、オリックスの監督も務めたので有名ですよね。
かなりの強肩ショートで、普通であれば内野安打になるような当たりも、その強肩でファーストアウトにすることができた選手です。
79年、80年使用モデル。
ナチュラルな風合いを持つオレンジカラーのステアハイドを使用。
広い守備範囲を可能にするベーシックなベルトウェブ装着しております。
捕球面は中央のちょうどSTEER HIDEの刻印があるあたりにあり、ショートとしては比較的浅めの設計ですね。これも捕球から送球までのスピードを上げるためでしょうかね。
綴じ方は典型的な「ヨコトジ」仕様。土手部分のZETTのロゴ刻印がシブいですね。
ウエブはスタンダードなクロスウェブタイプ。
側面部です。DYNAZETTのロゴ刻印がいいですね。
ベースマン40周年記念 「ゼット復刻軟式グラブ」王冠ゼットラベル
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■捕手用キャッチャーミット[L27]右投げ:パ・リーグL球団の黄金時代を支えた名捕手。千葉本拠地チームの監督も最近まで務めていました。
L球団の正捕手を約20年近くキープし、引退後は2004年から2007年までL球団の監督、2009年ワールド・ベースボール・クラシックの総合コーチ、そして2013年から2017年まで千葉本拠地のチームの監督を務めたI.T モデルです。
現役時代の実働22年間の内、リーグ優勝14回、日本一を8回経験しており、ベストナイン10回、ゴールデングラブ賞11回と素晴らしい成績を残した選手です。
このグラブはその選手と共に現役生活を歩んできたすばらしいグラブです。
紐入れ加工で捕球面の形状が安定するツーピース型ウェブ採用のミット。
コンパクトな作りで操作性に優れています。
ファーストバック仕様のしっかりとした作りですね。皮革の重厚感もかなりあります。
ゼットの旧ラベルも皮革の黒と同色ベースで赤のラインとゼットのゴールドが際立っています。
ミットの捕球面です。非常に取りやすそう型ですね。
ミットウェブ下の中央部分にポケットがあります。
ファーストバックは夏場など熱いという方もいますが、安全面などを考えると手首まで覆われている方がいいですね。
■外野手用[G7]右投げ/左投げ:外野守備での「交通事故」レベルの大怪我にあいながら劇的な復活をしたG球団の代打の切り札
高いバッティングセンスと高い出塁率で、1894年からG球団のライトのレギュラーに定着。東京ドーム完成後の初ホームランはこのY.S選手によるもの(オープン戦)。
札幌円山球場での選手同士の接触で、左膝の4本の靱帯のうち3本が完全に断裂し、さらに神経まで損傷する大怪我をして、長らく治療とリハビリを生活を送るが、1989年に代打で復帰。翌年にはチームのリーグ優勝を自分自身のサヨナラ本塁打で決めるなど、代打の切り札として活躍。1998年現役引退。
ナチュラルな風合いのステアレザー使用。
手首全体を覆うアートバック(ファーストバック)を採用。
ランニングキャッチを可能にするフィット感抜群のスタイルです。
少し前は結構ファーストバックが流行っていたみたいですね。
ポケットが超深めのタテトジ仕様。これなら捕球したボールは逃げないですね。
■内野手用[G5]右投げ:G球団の「第二のクリーンナップ」として恐れられた内野手モデル。
ヤングG達の影に隠れ、なかなかレギュラーを取る事ができなかったが、安定した守備を日々の練習の成果もあり遊撃手のレギュラーを獲得したO.Kモデル。
ショートとしてシーズン最高守備率の日本記録を打ち立て、チームのリーグ優勝に大きく貢献した選手。
内野守備はショートだけではなく、ファースト・サードもこなし、サード守備ではゴールデングラブ賞も獲得しています。
G球団の第58打目4番打者。
85年使用モデル。
馴染みの良いナチュラルカラーのオレンジ色を使用。
グラブ全体のバランスを考慮したH-ウェブ搭載。
浅めのポケットが素早い送球を可能にしています。
ヨコトジ採用。サードとショート向けの大きさですね。
ベースマン40周年記念 「ゼット復刻軟式グラブ」ゼットダイナミックラインラベル
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■外野手用[T00]右投げ/左投げ:T球団の背番号「00」、亀新フィーバーの立役者。魂のヘッドスライディング!
T球団で現役8年。ケガのため28歳の若さで引退したK.Tモデル。
亀新フィーバーの立役者で、チャンスに強いバッティングで人気に。現役時代はかなりイケメンで女性からも大人気。
平成のスライディング王の異名を取り、現役最後の試合でもヘッドスライディングを披露しファンをびっくりさせました。
フィット感抜群なアートバックスタイル(ファーストバック)が豪快なダイビングキャッチを可能にしました。
細いバーを組み合わせたダブルベルトウェブがあらゆる打球の勢いも吸収します。
ウェブはダブルベルト。メーカーは違いますが、世界の盗塁王と似たウェブを使ってますね。
ヨコトジのポケット深めですね。
■捕手用キャッチャーミット[YS27]右投げ:ミスターYS、メガネの捕手でID野球の申し子。
YS球団一筋18年!8度の年間打率3割達成者。元日本プロ野球選手会会長の名選手。F.Aモデル。
もう誰もが知る、名捕手のモデルです。
キャッチングもミットを動かすのではなく、体の下半身を動かしキャッチングするスタイル。
一番の功績は「メガネの選手は大成しない」というジンクスを見事に打ち破り、日本全国のメガネ球児達に勇気と希望を与えたことだと思います。
ブルーのミットはすごく人気があるんですよね。ブラックのレースによる濃いめのコントラストが非常にクールですね。
デビュー当時のモデルを完全再現しています。
指カバーは初期型のトンネルタイプ。
大きな捕球面がどんなボールもキャッチします。
ポケットも深めでガッチリと掴むミットです。
YS27モデルの最大の特徴は、ミット自体の大きさが大きいことです。
また親指部がすごく長いんですよ。親指部が長いと捕球面を横長に広く使えるようになります。
■投手用[F21]右投げ/左投げ:F球団の80年代「トレンディエース」。ルックスだけではなく実力も本物のエース!
F球団のエース背番号21を用意され入団。1年目から15勝を上げ、エースとして活躍したN.Yモデル。
甘いマスクとオシャレな服で、「トレンディーエース」というニックネームもついたイケメン。ファッション雑誌にも登場しました。
投手ピッチャー用で指あてはありますが、指カバーがありません。
現在はピッチャー用グラブにはほとんど指カバーを付けています。
これは人差し指の動きで球種を読まれなくするためと、打球やバントなどのゴロ捕球などの際に指を保護するために付けています。
80年代前半まではこの指の動きで球種を読まれ、その後80年代後半からピッチャー用には指カバーをつけるようになりました。
ウェブ形状です。今のピッチャー用は握りを隠すためにほぼ隙間がないウェブを使うことが多いのですが、内野手用のようなウェブですね。
ゼットで言うワンピースウェブです。
現在で実際にこのグラブを使う場合は、普段は内野をやっていて、たまにピッチャーもやるユーザーなどにはぴったりですね。
ゼットの旧ロゴも非常に合ってますし。
フィールディング重視の浅めのポケット、ワンピースウェブ搭載のグラブです。
コンパクト設計で投球時のバランスが安定します。
スタンダードなヨコトジタイプですね。
■投手用[G21]右投げ/左投げ:G球団の90年代、左の先発投手。現在は土曜日朝の野球情報を担当!
G球団の左ピッチャー「レフティーズ」の一員で、左の貴重な先発投手として、150km/h近い球威のある速球と大きく割れる縦のカーブとスライダー、チェンジアップを武器に5回のセントラル・リーグ優勝、及び2度の日本シリーズ優勝に貢献しました。M.Kモデル
投手会長を長期に渡って歴任し、現役晩年には選手会長を務めるなどリーダーシップも発揮。
現在は土曜日朝のワイドショーの一員として、野球関係のニュースを独自の切り口で、ユーモアたっぷりに伝えています。
ピッチャー用ですが、やはりこの年代指カバーありません。指あてもないので、現在で言うと内野オールラウンドのグラブですね。
明るいオレンジカラーに当時の流行でした
黒玉はみ、黒へり、黒紐仕様。
ウエブは伝統のチェッカーウェブ。昔はこのチェッカー(バスケット)タイプのウェブが多かったんですよね。懐かしいです!
ベーシックなチェッカーウェブは打者からボールの握りを隠す為の必要アイテムでした。
受球面です。ヨコトジタイプで深めのポケットが特徴ですね。
ベースマン40周年記念 「ゼット復刻軟式グラブ」オーバルゼットラベル
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最後に
今回のベースマン40周年を記念したゼット復刻軟式グラブは誰もが知っている選手だったり、有名だが定番モデルにはなく、オーダーのみの対応だったりなど玄人好みのラインナップとなっております。
皮革はさすがのゼット!厚みがあり、かなりしっかりしております。このあたりはゼットというメーカーのこだわりを感じますね。
投手用がありますが、内野オールラウンドとしても使えるので当時あこがれたあの選手のモデルを、草野球などでつかってみてもいいですね。
特に30代後半から50代にかけては涙モノの選手モデルです。
この復刻グラブはベースマンのみの取り扱いとなります。
飯田橋本店・柏店・大宮店・立川店では2018年4月上旬頃から実際のグラブをお試しいただけますので、興味がある方はぜひお立ち寄りください。
もちろん、ネット通販でもご購入いただけます。
スチーム加工や湯もみ型付けなども承っておりますので、お気軽にお声をおかけください。
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