NEW硬式木製バットを極める。弾いて打つか、乗せて打つか。
大学野球、社会人やプロ、そして最近では高校野球でも使われている硬式木製バットの材質や形による特徴を徹底解説。
硬式木製バットといえば、大学野球や社会人、プロが主に使いますが最近では将来を見越して高校から使っている選手も出てきました。
実は木製バットは、学童や中学生などのほぼ全部のカテゴリーで使用できるんですよ。
軽めの軟式木製バットも発売されていますしね。
ただ学童や中学、高校で木製を使う選手はほとんどいません。金属やビヨンドなどの複合バットの方が、軽い力でも飛びますからね。
今回は高校を卒業してからも野球を続ける選手に木製バットの素材の違いや特性、選び方などを説明します。
大学野球と社会人野球でも使えるバット規則が違うので、そのあたりも説明。
もちろん、現在現役で硬式木製バットを使っている選手にも役に立つ情報をお届けします。
大学野球と社会人野球の硬式木製バット規定の違い
まずは大学野球と社会人野球で使える硬式木製バットの決まりから説明します。
▶大学野球
(1)BFJマークもしくはNPBロゴマークの付いたバットしか使えません。
よく見かけると思います。一般社団法人全日本野球協会のマークです。
またNPBマーク付きの市販バットは現在はほとんどありませんので、BFJマークのみでOKです。
(2)全日本バット工業会により公示されるブランドのバットのみ使用可能。
ブランド一覧はこちらに掲載しています。
(3)結合木製バット、竹バット、圧縮バットは使用できません。
ラミバットなどは使用できないのですが、例外があります!
※全日本大学野球選手権大会および明治神宮野球大会に出場することができない2部以下の下部リーグではラミバット使用できます。
ただし圧縮バットは使用禁止。
連盟に確認は必要ですが、大学2部以下の大会ではラミバットなどの結合バットの使用が認められています。
それから「圧縮バット」って何だ?と思われた方も結構いるのではないでしょうか。ご説明しましょう。
圧縮バット
圧縮バットは、バット材として適していた「アオダモ」が枯渇してしまうことを懸念し、バットの表面を樹脂で固めて耐久性を上げることを目的とした加工バットです。
樹脂で固められているので、耐久性向上とともに、反発力が高く飛びやすいバットになってしまいました。
飛びすぎ防止とバットが折れた時に硬い破片が飛び散り危険なため、昭和56年(1981)から使用禁止となりました。
ちょうど王選手が全盛期のころですね。圧縮バットが流行っていたのは。
(4)バットはなめらかな円い棒であり、太さはその最も太い部分の直径が2.61インチ(6.6cm)以下、長さは42インチ(106.7cm)以下であることが必要である。 バットは1本の木材で作られるべきである。
すごく太いバットや106cm以上の長尺バットはダメです。
(5)グリップエンドから18インチ(45.7cm)以内にテープを巻くこと、樹脂(パインタール)を塗ることは許されています。
ただし!テープを厚く巻いたり、コブをつくったり、凹凸のあるグリップテープはダメです。
(6)グリップエンドにはチーム名、個人名の表示OK。
グリップエンドだけです。他の部分に表示すると公式戦で使えなくなります。
(7)色は素材の色(自然色)、黒色、ダークブラウン、赤褐色および淡黄色系とする。ただし、木目を目視できるもの
注意点としては、バットの木目が確認できるようにすること。薄く塗るということですね。
またボールに塗装が付いたりしないように、しっかりとした塗装をする必要があります。
(8)カップバット(先端をえぐったバット)
いわゆる「先端くり抜き加工」ですが、これも決まりがあります。
バットの先端をえぐるときには、深さ1¼インチ(3.2cm)以内、直径1インチ以上2インチ(5.1cm)以内で、しかもそのくぼみの断面は、椀状にカーブしていなければならない。なお、この際、直角にえぐったり、異物を付着させてはならない。
とあります。加工をお願いする場合は野球のプロショップになるかと思いますが、振り抜きを良くするために異常にくり抜いたりしないようにしましょう。
あとはバットメーカーロゴ表示などの規制がありますが、これは製造メーカーにまかせておけばOK。
▶社会人野球
社会人野球の場合、ほとんど大学野球と同じなのですが、一部違うところだけご説明します。
(1)ラミバットや竹バットは使えます!
しかし必ず「全日本バット工業会」により公示されるブランドのバットのみ使用可能。
ブランド一覧はこちらに掲載しています。
あとは大学野球と一緒です。
硬式木製バットの木材
続いて硬式木製バットに使用される木材の説明をします。
木なのでいろいろな特性があるのですが、基本「硬さ」と「しなり」の違いになります。
まずは下記の表を確認してみてください。
硬式木製バット木材の大まかな比較図です。
バット木材は種類も重要なのですが、育った地域も非常に重要になります。
なぜかと言いますと、例えばカナダなどの北米で育ったメイプル材は、めちゃくちゃ寒い地域なので大きくなるのにすごく時間がかかります。
そのかわり木目の密度が高くなり、より硬いバット材となります。
同じメイプルでも暖かい地域で育てば、成長する時間が少し早くなり木目等の密度がゆるくなります。
そうなるとしなりや柔らかさが出てきます。
あくまで一般的な特徴としてとらえてください。
バット材の中では非常に硬く耐久性があるメイプル。
特に「北米メイプル」は極寒地域で育ったメイプルのため、材質は重硬で肌目は緻密になり、非常に硬いバットになります。
硬式球の速球にも負けない強さと反発力があるバット材ですが、芯を外すとめちゃくちゃしびれます。
バットスイングが早く、パワーもあるバッターには最適です。
材質が硬く長持ちするので、初めて木製バットを購入するのであればメイプルがオススメです。
日本名は「樺(カバ)」で打感はメイプルに近いのですが、多少しなる感じがあるので、パワーヒッターで弾き飛ばしたいが、しなりもほしいバッターに最適です。
様々な国に生息していますが、やはり北米産のバーチがいいようですね。
日本名は「タモ」で、適度に耐久性があり「しなり」のきいたバッティングができる木製バット材です。
アッシュ材の粘りやしなりで、柔らかい打感・乗せて打つ打感が実感できますが、使い込んでいくと折れる前に表面が剥がれて(欠けて)くることがあります。
ナチュラル系の色だとバットが少し欠けたりしても分からないことがあるので、黒など色が付いたバットがオススメ。
日本名は「ブナ」で、木目がしっかりとしているのである程度長く使え、さらに「しなり」のきいたバッティングができる木製バット材です。
しなりはアッシュよりもあり、狙ったところに乗せて打つイメージで使える木製バットになります。
イチロー選手なども使っていたバット材の「アオダモ」。
北海道の太平洋側のアオダモは粘りがあり、しなりもあり、強度もあるという最もバットに適した木材でしたが、現在はほとんど市場に出回ることはなく、中国産のアオダモなどが主流となっています。
打感はやわらかく、しなりが最も効く木材です。
バット材になるアオダモの育成には80年〜90年と長い時間がかかり、アオダモ資源育成などの活動が行われています。
硬式木製バットの打つ面(板目と柾目の違い)
すでに木製バットを使用している選手であれば知っていることだと思いますが、木製バットはボールを打つ面が決まっています。
木でできているバットですので、木目があります。
まっすぐな木目が「柾目(まさめ)」
曲がって少し楕円形の年輪木目があるのが「板目(いため)」と言います。
実際に木製バットで見てみましょう。
木材の種類にもよるのですが、ロゴが印刷されている面とその裏側が「板目」となり、「柾目」よりも強度がないため打球を打ってはダメです。
逆に「柾目」はストレート木目でしなるので、こちら側で打球を打ちます。
ただアメリカのバットメーカー「ロックバット」によると、メイプルバットは、逆に板目の方が強度が10%~18%強く、飛びが良いという研究結果が出ています。
日本の木製バットメーカーでもある「ヤナセ」もこの考えに同調し、メイプルバットのみ逆になっています。
これはメイプルの生息地による違いがあるのだと思います。
北米メイプルは成長が遅く、目がつまっているためにどちらの面でも強度が確保されていますが、例えば暖かい地域のメイプルであれば結果が同じになるかは疑問です。
木製バットメーカーは使う木材の特性や地域などを熟知しているので、その素材に適した面での打撃を推奨しています。
つまりどの木製バットを使っても「ロゴのある面とその裏側では打たない」ことを徹底すればいいのです。
木製バットの加工方法(ハンドスプリット工法)(ルイスビル工法)
バットを木材から製材するときに、いくつか方法があります。
自然から大切な木材を伐採しているので、できるだけ無駄のないように製材した方がいいのですが、木なので木目や年輪などにより同じ木からでも品質にばらつきが出ます。
その中でも一部の高級木製バットに採用されている製材方法をご紹介します。
原木の輪切り面から杭を差し込み、裂け目を広げることで縦方向に裁断する製材方法。
木筋に沿って切り出すため、ねじれのない高品質なバットが生まれます。
メジャー選手が試合に使うバットはこの製法のバットが多いですね。
ルイスビルスラッガーや日本のヤナセの高価格帯木製バットに採用されています。
ルイスビルスラッガーが採用している製材工法。ヤナセも似た工法を採用しています。
1本の原木から良い木目の部分のみを製材します。
両方とも木材から「より良い木目」の材を製材する方法ですので、やはり木製バットはその木材と木目がキモとなりますね。
先端くり抜き加工(カップバット)
バットの先端をくり抜くことで、バットを軽くするのと同時に、重心をグリップ側に少し移動させることができます。
同じバットであれば、先端くり抜き加工をした方がバランスが手前側に来るので軽く感じて振り抜きやすさが向上します。
プロでも先端くり抜きをしている選手が多いですよね。
トップバランスが、セミトップバランスになるぐらいのイメージでしょうか。
ベースマンにはくり抜きする機械があるので、お時間はいただきますが先端くり抜き加工の対応はできます。
オススメ・人気の硬式木製バット
硬式木製バットには数え切れないぐらいのバリエーションがあります。
材質・長さ・グリップエンドの形・バランスなど選ぶのにはやはりお店で素振りしたりして自分に合ったバットに巡り合うことが一番です。
ただ近くのお店になかったり、忙しい場合はどうしてもネット通販での購入となると思います。
そこで少しでもお手伝いできるように、木製硬式バットで人気があったり、オススメのバットをご紹介します。
ルイスビルスラッガー×ベースマンコラボ「ダブルバランス」タイプ硬式木製バット
グリップエンドの形状を追求することによって、長く持つとトップバランス、短く持つとミドルバランスになるように設計したバットです。
一番長く持つとまるでハンマーを振っているような「スーパートップ」バランスになり、非常にヘッドが走ります。
短く持つと、グリップエンドのカウンターにより軽く感じられバット操作がやりやすくなります。
同一打席で、2ストライクまでは長打狙いで長く持ち、2ストライク後からは出塁ヒット狙いで短く持つ。
長打も単打も狙える、ユーティリティ硬式木製バットです。
ルイスビルスラッガーの人気・オススメ硬式木製バット
メジャー選手も多く使用しているルイスビルスラッガーの木製バット。アメリカのメーカーですので、アメリカ北東部から伐採した良質の木材を使っているのが特徴です。
製材方法も先にご紹介しました「ハンドスプリット工法」や「ルイスビル工法」を採用し、木の特性を最大限に発揮できる木製バットに仕上げています。
アメリカのルイスビルスラッガー本社には、超デカイ木製バットが立てかけられてます。
●プライムMLBメープルシリーズ(WTLNAM)
このシリーズは高品質なアメリカ北東部メープル材を使用し、製材方法に「ハンドスプリット」を取り入れた完全メジャー仕様の硬式木製バットです。
このバットは19年モデルで、アメリカで一番人気のC271型のモデルのWTLNAMS09。
フレアグリップで打球部がやや細めの操作性重視モデル。
C271といえば、歴史のあるモデルで軟式の通称ブラックモンスターのヘッド形状にも採用されている型です。
こちらはWTLNAMR06というモデルで、グリップエンドが大きめで全体的に太め。
グリップエンドが大きいということは持つ部分がヘッド側になり、さらにグリップも太めなので操作性が向上します。
その他にもいろいろな型があるので、自分のバッティングスタイルに適したタイプを選べます。
ルイスビルスラッガー 硬式 木製 バット MLBメープル PRIME ルイビル WTLNAMR
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●プライムMLBアッシュシリーズ(WTLNAA)
同じくルイビルのプライムシリーズなのですが、木材がホワイトアッシュになります。
伝統のレーザー刻印と、フレイム(焼き)仕上げを採用したモデルもあります。
アッシュ材は本当に焼き目を入れるとキレーな木目が出てきて美しい仕上がりになります。
飾っておきたいような仕上げです。
もちろんアメリカ北東部産ホワイトアッシュ材をハンドスプリット工法にて製材しています。
フレイム(焼き)加工がキレイなWTLNAAS03モデル。
フレアグリップで握りやすく、先端くり抜き加工によりヘッドが走りやすくなっています。
ホワイトアッシュ材なので、しなりも効いて「乗せて打つ」のが好きなバッターにはオススメです。
ルイスビルスラッガー 硬式 木製 バット MLBアッシュ PRIME ルイビル WTLNAA
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●プロメープル シリーズ(WTLNAH)
プロメープルシリーズは名前の通りメイプル材のシリーズで、超高質の打感と抜群の弾きが特徴。
原木から厳選した、バラツキのないクオリティです。
先に説明した「ルイスビル工法」により、1本の原木から良い木目の部分のみを製材しているシリーズです。
赤褐色の色が非常にキレイなWTLNAH16T型。
全体的に細めで好バランスの人気モデル。トップバランス
他のメーカー含め、木製バットで1,2を争う人気の形状。
滑らかなテーパー部の形状が特徴で、操作性重視。全体的にやや太め。ミドルバランス。
ルイスビルスラッガー 野球 硬式 木製 バット プロメープル メイプル ルイビル WTLNAH
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●SELECT GENUINE シリーズ(WTLJBS)ヨーロピアンビーチ材使用
珍しいヨーロピアンビーチを使用したシリーズ。
ビーチはメイプルやアッシュよりもしなり、打感も柔らかいのが特徴。
「乗せて」狙ったところに打つには最適の木製バットです。
独自の流通で木を木材ではなく「原木」の状態で購入しているので、バラつきのないバットを生産できる。
もちろんBFJマーク入りで公式戦使用可能です。
焼き加工がしぶすぎる06M型。
グリップ太めのバランス重視設計モデルでミドルバランス。
グリップエンドも少し厚めなので、操作性抜群。
フレアグリップでトップバランスながら操作性を向上させています。
さらにヘッドくり抜き加工済み。
操作性と飛距離のバランスがいいモデル。
バーチ材のバット自体があまりないので、柔らかくしなりをかなり効かせて打ちたいのであればこちらの木製バットですね。
ルイスビルスラッガー 野球 硬式 木製 バット ヨーロピアンビーチ SELECT GENUINE ルイビル
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ヤナセの人気・オススメ硬式木製バット
日本で唯一の木製バット専門メーカーの「ヤナセ(YANASE)」。
かなり木製バットにこだわりがあり、自社にて原木から購入して「検品」→「製材」→「乾燥」→「バット加工」→「塗装」→「販売」まで一貫して行っている会社です。
社会人野球ではかなりの人気ですね。木目も非常に美しいバットです。
●プロリミテッドシリーズ(メイプル)YUM
ヤナセの最上級シリーズの「プロリミテッドメイプル」品番では「YUM」にとなります。
アメリカの五大湖東部原産のハードメイプルを使用。
極寒の偏西風に鍛えられているため、筋肉質で良質な材の美しさが魅力です。
こちらのシリーズも「ハンドスプリット」にて作られております。
グリップエンドはフレアで、グリップが細い割には打球部が太いパワーヒッターモデルのYUM-611
グリップエンドが大きく、全体的に太めの型ですが、扱いやすいパワーヒッターモデルのYUM-023
実は上の2本の木製バットは「プロモデル」です。
誰かは言えないのですが、人気・実力は超一流。そしてタイトルも取った選手です。
ヤナセ 硬式木製バット 北米ハードメイプル セミトップバランス ProLimited YUM
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●プロエクスクルーシブシリーズ(メイプル)YCM
日本のトッププロ選手が使用するレベルのハードメイプル材をさらに厳選使用した木製バット。
高度が魅力のメイプル材で、強い弾きを求めるプレイヤーに最適。
YCMシリーズの定番モデルと言ってもいいくらいの、万人向け木製バットYCM-001です。
グリップエンドは大きめですが、全体的に細身で振り抜きやすいモデルになっています。
セミトップバランス。
こちらはミドルバランスのYCM-726。
グリップエンドは丸く大きめ。グリップ部はバランス重視設計のため、かなり振りやすいモデルです。
こちらのYCMシリーズは原木の良い木目のみを製材しています。
ヤナセ 硬式木製バット 北米ハードメイプル ミドルバランス Pro Exclusive YCM
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ミズノの人気・オススメ硬式木製バット
ミズノも多くの木製バットを発売しており、「ミズノプロ」「グローバルエリート」ブランドがあります。
ラミバットでは懐かしの「ビクトリーステージ」もありますね。
日本のプロ野球選手もミズノを使用しており、ミズノから発売されている硬式木製バットには必ずミズノアドバイザリースタッフの名前が入ります。
好きな選手の型を使いたいときは非常に便利ですね。
こちらはミズノプロロイヤルエクストラメープルのDeNA宮崎選手モデル。
オーソドックスなグリップから、打球部にかけてテーパーがかかった形状で、しなりを利用した打撃が可能です。
こちらはグローバルエリートのメイプルバット。
ジャパンの4番でもある筒香選手モデルです。小さめのグリップエンドでテーパー部も細く、パワーヒッター向けモデルです。
ミズノの場合は、カタログを見ると選手モデルの型を確認できるので参考にするといいと思います。
ミズノ 硬式木製バット
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ローリングスの人気・オススメ硬式木製バット
ローリングスからも硬式木製バットが出ています。
北米ハードメイプルを使い、弾きが良いバットです。特徴として鏡面系のロゴを使ったりしてカラー・デザイン的にもキレイです。
振り抜きやすいヘッドくり抜き加工をしたモデルも多くラインナップしております。
ローリングス 硬式木製バット
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ゼットの人気・オススメ硬式木製バット
ゼットの硬式木製バットシリーズはミズノと同様、プロ選手が使っている型をベースにしたプロモデルが中心となります。
こちらは西武ライオンズの森選手モデル。細身のヘッドに安定したグリップエンドでバットコントロールがアップするタイプです。
こちらはヤクルトの中村悠平選手モデル。小指のフィット感を追求した特徴のあるグリップエンドで、比較的オーソドックスな形状のミドルヒッターモデル。
ゼット 硬式木製バット
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ベースマンオリジナルの人気・オススメ硬式木製バット
実はベースマンオリジナルの硬式木製バットもあります。
見た目はナチュラルで代わり映えしませんが、このバット飛距離と耐久性を兼ね備えています。
飛ぶ形状にこだわった型と、耐久性を考え、根元からグリップエンドにかけて「グラスファイバー」を巻きつけ、 今までにない"折れにくさ"を実現。
BFJマーク入りなので、公式戦OK!
考えたのはこの人!
ベースマンの生き字引。池北本部長です。グラブやバットの知識は抜群。
長年の経験からバットの形状にも詳しく、どのような形状のバットが飛ぶかを熟知しています。
ベースマン各店、ネットショップでも扱っています。ぜひ使ってみてください。
ベースマン 硬式木製バット
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硬式木製バットの軽量タイプ
硬式木製バットの重量は概ね880g前後のタイプが多いのですが、ベースマンと木製バット製造メーカーのMRバットから840gという軽量な硬式木製バットが発売されています。
木材自体はメイプルなので、スカスカで軽いということではなく、表面を少しだけシャープにして軽量化しています。
さらにグラスファイバー加工により強度を上げているので軽くても折れにくいバットになっています。
軽いとやはりヘッドスピードが上がり、さらにバットコントロールもしやすくなるのでメリットは大きいですね。
ベースマン 硬式木製バット(軽量タイプ)
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MRバット 硬式木製バット(軽量タイプ)
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最後に
高校野球から大学へと進む際に、必ずといっていいほど金属バットから木製バットへの変更があり選手は戸惑うということを聞きます。
今の金属バットはスイートスポットも広く、かなり反発係数も高いので、少し外した打球でも伸びていく傾向があります。
木製バットの場合は、しっかりと芯で捉えないと打球が飛ばずに失速するので、いままではホームランだったのが外野フライになったりします。
高校選抜(U-18)などで、なかなかJAPANの結果が出ないのはバットが原因という見解もあります。
将来性も踏まえ、中学や高校から木製バットや低反発の金属バット(BBCOR.50規格)を使い練習や試合をしているチームもあります。
低反発金属バット導入は一石三鳥だ。高校野球の金属バット問題を考える。
引用:Number Web
将来的にも大学、クラブチーム、社会人そしてプロを目指しているのであれば木製バットでのトレーニングに早めに取り組んでおくと、いいと思います。
ディスカッション
コメント一覧
前略
BFJロゴマーク取得に関しての質問ですが、もし情報などご教授いただければ幸いです。
アメリカの木製バットの代理店を目指してますが、試合用になるとBFJロゴマークが必要と
貴社のブログに書かれてありました。そこで、質問ですが、BFJロゴマーク承認に関しての
マニュアルなどはどこで見ることが出来るか?ご存知でしたら教えて貰えませんか?
費用などご存知でしたら、合わせて教えて頂ければ幸いです。草々
この度はベースマンブログをご覧いただきありがとうございます。
木製バットのBFJマークに関しましては、下記の野球規定により
<3.02 第3版解説 木製バットの公認制度 より>
「公認バット」とは、全日本バット工業会に加盟する会員(製造業者または販売業者)が製造または販売する木製バットをいい、所定の位置に「BFJロゴマーク」が押印されている。その会員名は日本野球連盟および全日本大学野球連盟のホームページに公表されている。
とあります。
登録の詳細に関しましては弊社も把握していないため、一般財団法人全日本野球協会様へお問い合わせいただくのがよろしいかと思います。
お力になれず大変申し訳ございませんでした。
よろしくお願い申し上げます。