2019年の甲子園は黒と金、野球屋なのでグラブとバットに注目
令和元年(2019年)の甲子園で注目されるグラブとバット。黒と金のカラーに注目
夏の甲子園が開催され、球児達の熱い戦いが始まっています。
ベースマンスタッフにも高校時代に野球をやってたという人が多く、甲子園出場経験もあるスタッフなどもおり、母校を応援しながら仕事しています。
予選で母校が負けてしまい、「もう夏が終わってしまった・・・」などと嘆くスタッフ多数なのですが、他にも楽しみなことがあります。
野球屋なので、やはり各チームの選手が使っているグラブ(グローブ)やバットなどのアイテムが気になってしょうがない!
という事で今回は甲子園で使っているグラブとバットを少し解説してみます。
硬式グラブ(グローブ)のポイントは黒のカラー
まずは硬式グラブ(グローブ)から。
各選手様々なカラーやメーカーを使っていますが、野球屋から見て注目は「黒」のグラブです。
高校野球のルールで、
本体カラーは、ブラウン系、オレンジ系、ブラックとする。また使用できるカラーであれば、表部と裏部(平裏)部のカラーが違っていても使用可とする。
というのがあります。
この決まりの中で、ブラウンやオレンジなどは「系」とついているので、結構バリエーションが多く、濃いブラウンやものすごく赤に近いオレンジなどいろいろと選ぶことができます。
しかし!
ブラック(黒)は「系」がついていません。黒にも多少の濃淡があったり、皮革の染色などで全部一緒のブラックカラーはできませんが、ブラックはブラックなのです。
ブラックカラーのバリエーションは基本的にないことが多く、久保田スラッガーのオーダー等で「KSブラック」という黒や、ミズノのオーダーカラーの「Iブラック」がある程度です。
両方とも濃紺に近い黒(ブラック)で、高校野球でも使えるカラーです。
久保田スラッガーのKSブラックサンプル
ミズノのIブラックカラーサンプル
しかし今年の甲子園では、ミズノプロを使用している選手の中で気になる「黒」グラブが多数見つかりました。
それがこれ
何が違うか分かりますかね?
ちょっとズームしてみましょう。
そうなんです。
少しキラキラとした光沢があるのです。
いわゆる「ガンメタリック」カラーというのがぴったり。
光の加減でいろいろな顔を見せてくれるブラックグラブなのです。
機関車などに採用されていた「国鉄色(黒)」にも似ています。
個人的にこのガンメタリック調のブラックは本当に登場してほしかったグラブのカラーです。
ミズノでは「Mブラック」という名称です。
通常のミズノのブラックと比べてみましょう。
全然光沢感が違いますよね。落ち着いた中にも高級感と存在感があって、本当に好みです!
SSKもかっこいいブラックグラブがありました。
ピッチャー用です。
王冠スタイルです。
ウェブもかなりこってます。
なによりも!SSKのラベルです。
同系色。
渋すぎます。
ラベルはいろいろ遊べるのに、あえてメタリックブラックのSSKラベル。
これもほしい・・。
硬式バットは金(ゴールド)が目立つ。やはりVコンとスカイビートが強い
硬式金属バットはVコング02とスカイビート31Kを使っている選手がやはり多いですね。
その中でもSSKスカイビート甲子園カラーのLOゴールドが超目立ちますね。
グリップエンドもグリップテープもゴールド系で、同系色のグラデーション的でキレイなバットに仕上がっています。
対してVコング。
ブラックやシルバーも同じくらい使っている選手がいますが、
やはり気になります。グリップテープの色がブラックですね。
さらに!
Jコングです。テレビで甲子園を見ていても、スカイビートの甲子園カラーとあまり見分けがつかないかも。
でも、アシックスやゼットの硬式金属バットを使っている選手も見ました。
単純にゴールド系は目立つからかもしれませんが、なんだか今年はグラブは黒!バットは金!という選手が多いような気がします。
ベースマンでは甲子園アイテムの特集をしていますので、興味がある方はぜひ御覧ください。
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最後に
夏に限らず、野球の試合を見ていると、そのプレーなどにも感動するのですが、どうしても道具に目がいってしまいます。
職業病です。
ついついかっこいいとオーダーや限定などで、メーカーさんにお願いして作ってもらったりてしまうこともあります。
メーカーさんも高校野球の道具ルールの中で、本当にいろいろと考えて、製品にしてくれます。
今回はカラーの話題でしたが、プロショップのスタッフとして機能や特徴などしっかりと頭に入れて、実際に使ってみて、本当に買う人に合った道具を案内できるようにしないといけないと思いました。
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