メリットだらけ、内野手も小指2本入れグラブで守備力大幅アップ

最近人気の「内野手小指2本入れ」グラブ。MLBでは一般的、日本でも守備達人プロが採用しています。

内野手小指2本入れグローブのメリット評価

最近じわじわと使う選手が増えている「小指2本入れ」タイプの内野手用グラブ。

MLBでは多くのメジャー選手が小指2本入れでプレーしています。日本でも西武ライオンズの二遊間コンビ源田選手や外崎選手、ジャイアンツの岡本選手なども2本入れでプレーしています。

これから主流になりつつある内野の小指2本入れについて、超詳しく解説していきたいと思います。

小指2本入れのメリットとデメリット

まずは小指2本入れグラブのメリットから。

外野手用では、小指2本入れにしている選手が多いですよね。これは外野手の役目によるところが大きいです。

外野手はとにかく「捕球」することが求められます。うっかり落としてしまったら、結構な確率で長打になったり点が入ってしまいます。

そのため、小指2本にすることにより「ポケットを深く」してエラーしないようにしています。

小指2本入れの最大のメリットは「ポケットを深く使うことができ、ボールをしっかりと捕球できる」ことです。

メジャーの内野手に2本入れが多いのも同じ理由で、とにかくメジャー選手の打球は超速くて強い!

ロビンソン・カノの2本入れグローブ

名手ロビンソン・カノ選手なども2本入れでプレーしています。

二刀流で大活躍の大谷選手も打球速度が119.0マイル(約191.5キロ)。前身守備でこれが来たらグローブが吹っ飛びそうですよね。

西武ライオンズ外崎選手の2本入れグローブ

この画像は分かりやすいですよね。西武ライオンズの外崎選手のグラブです。人差し指を通常位置にしているのは多少の捕球感を指に感じたいからでしょうか。

2つ目の大きなメリットとして、「グラブの開閉が非常にスムーズになる」という点です。

通常は小指と親指での開閉になるので、力も使いますし、場合によってはボールが暴れて「ポロッと」してしまうこともあります。

これが2本入れだと、小指部分の内袋に小指と薬指が入るのでスムーズに、しっかりとグラブを開閉できます。

暴れるボールもしっかりと掴むことができます。

ボールを捕球してからのエラーはウェブ上からと土手からのポロがほとんどです。しっかりと掴むことができればウェブ上も土手も狭くなりボールがこぼれることが少なくなります。

3つ目のメリットは「逆シングルの捕球がやりやすい」という点です。

小指2本にするとグラブを内側にねじりやすくなります。またポケットも深いので、逆シングルの捕球が非常にスムーズになります。

セカンドやショートにはメリット大きいのではないでしょうか。

 

デメリットも説明しておきます。

大きなデメリットはあまり無いのですが、当て取りはできません。

素速い送球の代名詞とも言える当てどりですが、グラブの構造上難しいです。

ただ「素速い送球」に関しては、対応策があるので後ほど説明します。

あと良く言われるのが、「捕球感があまりなく、変な感じ」という事。

確かに今まで強い打球をバシバシ捕球して、その痛みがあまり感じられなくなると、ちょっと心配になるかもしれませんね。

このあたりは選手の感覚なので、何とも言えないところですね。

 

内野手用小指2本入れグラブの代名詞「ウイルソン1786型」

ウイルソン1786型

内野手用小指2本入れグラブといえば、ウイルソンの「1786型」。

1985年に開発されて以来、いまだに不動の一番人気のグラブです。

実はウイルソンだけなんですよね。小指2本入れ「推奨」のモデルがあるのが。

他メーカーは「対応可能」などの表現ですからね。さすがメジャーを代表するメーカーですね。

この1786型の最大の特徴は小指2本入れにすることにより、ポケットを縦に3個つくることができることです。

型付けすることにより、そのメリットが向上します。

1786型の型付け

上記が湯もみ型付け済みの1786型です。詳しく説明してきましょう。

ウェブ下の深いポケット

1つ目のポケットはウェブ下の一番深い部分。小指2本入れでより深く使える部分ですね。

非常に強い打球もガッチリと捕球でき、さらにはみ出し2本のデュアル構造なので、暴れるボールもしっかりと抑え込むことができます。

 

人差し指下のポケット

2つ目は人差し指と中指下のポケット。

ゴロ捕球などもここでの捕球が安定しますね。

ボールが深くなりすぎず、ボールを掴み送球するのも安定します。

またゴロ捕球の時、「グラブを立てろ!」と指導を受けた選手も多いと思います。

小指2本入れの場合、グラブを立てなくても自然な出し方で捕球することができます。

ipセレクト(アルモニーア)のグラブの考え方
「人間が本来持っている自然な動きを邪魔しない構造になっており、野手に必要な柔らかいグラブさばきとスローイングまでのスムーズな流れを生み出すことができるグラブ」と少し似ているかもしれません。

 

あてどりポケット

3つ目のポケットは親指と薬指・小指の間。

小指2本入れだからこそできるポケット位置ですね。

先に小指2本入れのデメリットとして、当てどりの素速い送球が難しいと説明しました。

このポケット位置だと、当てどりのようなことはできませんが、浅くボールを掴むことができるので、素速い送球が可能になります。

グラブ内でのボールを掴むスペースも大きく確保できます。

ポケットを縦から見たところ

捕球面を縦から見た画像です。

かなりポケットが深く、土手側が狭くなっているのが分かると思います。

これで様々な打球に対応しつつも、エラーなどを減らすような型付けになっています。

 

湯もみ型付け後のグラブです。ポケットの深さや捕球イメージも少し湧くのではないでしょうか。

1786型は硬式グラブはもちろん、軟式グラブ、軟式カラーグラブなど様々なモデルが発売されています。

興味のある方はぜひ下記リンクから確認してみてください。ベースマンネット限定の別注などもあり面白いですよ。

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1786型より少し大きい1787型もおすすめ

詳しくご紹介した「1786型」よりも指が6mmだけ長い「1787型」も人気です。

たった6mmと思われるかもしれませんが、重さやグラブの取り回しなど微妙に違ってきます。

グラブの軽さよりも、よりしっかりと掴みたい選手向けですね。

1787型は西武ライオンズの外崎選手が使っているモデルですね。

西武ライオンズ外崎選手の2本入れグローブ

 

興味のある方はぜひ下記リンクから確認してみてください。サードなど強い打球が来るポジションにおすすめです。

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投手用の小指2本入れグラブD33型(内野オールラウンドでの使用も可能)

投手用の小指2本入れグローブ33D型

 

こちらも新しいコンセプトの投手用グラブ「D33型」。

メジャーでは結構使っている選手もいます。

最大の特徴は、

小指2本入れで使い、さらに指を出さない!(指カバーもありません)

これ内野オールラウンドでも使えるようにするためではありません。

投手にとってのグラブは「捕る」ことも大事ですが、「投げる」ことの助けになるのも重要なことです。
引き手の動きは投げ手と連動するため、「ヨコ型」や「タテ型」などの型や、握るためにある程度の硬さが必要となります。

小指2本入れで使用することで、グラブの型が必要以上には崩れず、「親指×薬指/小指」の意識が強くなるので力みずらくなります。

また指カバーが無いのも指を外に出すのを想定していないから。
先述の通り、ピッチャーのグラブにはある程度の硬さが求められるので、硬いグラブで指を出すとその指だけ緊張状態になります。
グラブ側の人差し指の緊張は、投げる側の人差し指にも伝わってしまいあまり望ましくない。
左右のバランスを整えるためにもグラブ側の人差し指は敢えてしまうようにします。

ホントかな?と疑問に思う方もいると思います。

アメリカの方ではスポーツの人間工学的な要素をすぐに取り入れたり、活用したりしているのでいいかもしれません。

あと小指2本入れだと、腕を内側にひねりやすいのです。これは逆シングルキャッチがやりやすい理由と同じです。

無駄な力みがなく、腕を内側にひねることができるので、リリースも前でできます。

硬式も軟式もあります。

小指2本入れ推奨で、サイズも11.75インチ。先に紹介した「1786型」が11.5インチなので
0.25インチ=6.35mmの違いしかないので、ピッチャーもする選手であれば、こちらもいいですね。

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ウイルソン投手、内野オールラウンドグローブ33D型
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最後に

小指2本入れに関しては最終的には選手の使いやすさになると思います。

小学校低学年からずっと内野手でグラブの手入れなどの感覚が狂うとリズムが悪くなる、という選手などは今までのグラブでいいと思います。

ただ内野守備に関して、課題などがある選手は一度試してみてもいいと思います。

ウイルソンだけではなく、他メーカーでも対応可能なグラブは多くあります。

小指部分の指袋が狭い場合は、芯材を止めるレースなどを調整することで対応することもできます。

興味がある方は、ぜひお店などで試してみてくださいね!