2018年のM号対応軟式バットの本命にもなりうる実力、ディマリニK-ポイント
2018年登場のM号対応バットとしては最後の新製品になるかも!?とにかく飛ばしたいユーザー向けのディマリニ「K-ポイント」
2019年モデルのディマリニ軟式バットKポイントが発売されています!
K-ポイントの2019年モデルが発売されています。構造的には2018年モデルと同じですが、新たなスペックとミドルバランスが新たに登場しました。
デザインも変更となっております。
下記の2018年モデルの解説で詳細は説明させていただいておりますが、ここでも簡単に特徴を説明します。
1.ウレタンが硬い!
これまでのボールよりも硬くなった新軟式球(M号・J号)に対応するために、従来の柔らかいウレタンでは打球の衝撃を吸収してしまい反発力が低下してしまうのですが、2019年モデルの新しいKポイントではウレタンの調合を一から研究して、新たに開発したウレタン素材を採用しております。
2.ウレタンがヘタりにくい!
Kポイントの新ウレタンは車のパーツを製造する工場で開発された素材で、5万〜10万kmの走行距離にも耐えうる特別なパーツを生み出す開発力はバット作りにも生かされています。
実際Kポイントは数千回の打席に立っても硬度はほとんど落ちることなく、他社のウレタンバットの追従を許さない品質を誇っています。3.スイートスポットが広い!
一般的なウレタンバットに比べてウレタン部分が長く、バットの両端までウレタンの厚みが確保されているので、スイートスポットが格段に広く、手元や先端に当たったボールもしっかりとらえて遠くまで運んでくれます。
飛距離とアベレージの向上にもつながるバットです。4.ハーフ&ハーフでしびれない!
ハーフ&ハーフ構造によりしなりを生み出し、高いヘッドスピードで打球を飛ばすことができるKポイント。
さらに最新モデルでは、ハンドル部のカーボン(HMコンポジット)とウレタン部分のアルミ(超々ジュラルミンJX14)の間にさらにアルミを挟んだ3層構造を採用しています。硬い新軟式球でもしびれにくいバットになっています。
19年モデルはトップとミドルが登場しております。
トップバランスでは、84cm・740gのスペックが新たに追加。少し重めになっているので、より飛距離を稼げるスペックですね。
●一般用軟式バット
●K-POINT
●メーカー名:ディマリニ(DeMARINI)
●メーカー品番:WTDXJRSKP
●カラー:レッド×ゴールド
●サイズ
・8370(83cm・700g平均)
・8471(84cm・710g平均)
・8474(84cm・740g平均)NEW
・8572(85cm・720g平均)
●素材:打球部/ポリウレタン+JX14(超々ジュラルミン)
ハンドル部/HMコンポジット
●トップバランス
●エンドキャップ:DISH WEB キャップ
●直径:Φ69mm
●グリップテープ:WTA7753
●日米共同開発
●日本製
ディマリニ 野球 軟式 バット K-POINT ケーポイント 高機能 トップバランス DeMARINI WTDXJRSKP
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そしてミドルバランスが新たに追加されました。
実はこのKポイントはトップバランスでもかなり振りやすく、感覚的にはトップの実力でミドルを降っているイメージなんです。
バランスをミドルにしたタイプはさらに扱いやすくなっていますね。
●一般用軟式バット
●K-POINT
●メーカー名:ディマリニ(DeMARINI)
●メーカー品番:WTDXJRSKM
●カラー:ホワイト×ブラック
●サイズ
・8372(83cm・720g平均)
・8474(84cm・740g平均)
●素材:打球部/ポリウレタン+JX14(超々ジュラルミン)
ハンドル部/HMコンポジット
●ミドルバランス
●エンドキャップ:DISH WEB キャップ
●直径:Φ69mm
●グリップテープ:WTA7753
●日米共同開発
●日本製
ディマリニ 野球 軟式 バット K-POINT ケーポイント 高機能 ミドルバランス DeMARINI WTDXJRSKM
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>>以下、Kポイントの説明
さて新軟式球のM号もかなり浸透してきて、M号対応の軟式バットを使用している方も多くなってきたのではないでしょうか?
ミズノ「ギガキング」・ゼット「ブラックキャノン、バトルツイン」・美津和タイガー「イオタ」・ローリングス「ハイパーマッハS」など各社ラインナップを揃えてきています。
今まであまり情報がなかったのですが、この軟式シーズンが始まる3月になって新製品が発売されました。
ディマリニの「K-ポイント」というバットです。
かなり独特な形状していますね。ジョイント部分が細い。
ディマリニとしては超ひさしぶりの打撃部ウレタン仕様。
この新製品ディマリニM号対応軟式バット「K-ポイント」に関して、詳しく説明していきます。
M号対応軟式バットK-ポイントは結構歴史があります。
K-ポイントという名前を知らない方のために、まずはこのバットの歴史をご説明。
結構歴史あるんですよ!
初代K-ポイント(JRGKR)の登場は2007年(平成19年)に登場しております。
初代のミズノビヨンドが2002年発売ですので、ビヨンド発売から5年後に登場したバットです。
ちなみに初代ビヨンドはこんなバットでした。
話はそれますが、このビヨンドマックス衝撃的でしたね。
シューズのソールなどに使用されていた、エーテル系発泡ポリウレタンの高反発性を打撃部に持っていき、飛距離をアップさせました。
飛びましたもんね。当時は本当にびっくりしました。ミズノの旧ロゴ「ビックエム」も懐かしいですね。
さてさて、話を戻しまして2007年に発売されたK-ポイントはディマリニではなくウイルソン名での発売でした。
当時では最大だった打撃部のスウィートエリアを特徴としており、「Longest Barrel」として売り出しておりました。
今でも脈々と受け継がれるディマリニバットの代名詞「ハーフ&ハーフテクノロジー」や「TTテクノロジー」がこのころから採用されており、今も採用され続けられているということは当初からかなり完成されたバットだったのですね。
※ハーフ&ハーフテクノロジー
打球部とハンドル部に異素材(あるいは同素材)を組み合わせたコンポジットバットです。しなりを生み、インパクトに合わせてヘッドが走るため大きな飛距離をうみだすことができます。
※TTテクノロジー
打球部の先端と手元の肉厚を薄くすることにより、ボールが当たった瞬間に打球部全体がたわみ、広いスウィートスポットと高反発を可能にするテクノロジーです。
2代目K-ポイント(WTJRJKT)は2010年(平成22年)発売です。
初代発売から3年後、二代目のK-ポイントが発売されました。この世代からディマリニ名義となり発売です。
同じ軟式バットなのに、メーカーが違うところから発売されるのは、ウイルソンとディマリニは同じ会社が所有するブランドだからです。
アメアスポーツジャパン(http://www.amerjapan.com/index.html)は野球ではウイルソン、ディマリニ、そして今ではルイスビル・スラッガーの3ブランド、他の競技ではサロモンやアトミックなどメジャーブランドを保有しているグローバル企業です。
2代目のK-ポイントは反発係数6.0%UPさせ、スウィートスポットの広さを34.3cmと広くしたタイプとなり、最大の特徴としてはピッチブラックプラスというかなり硬く強いコンポジット材を採用したことです。
※ピッチブラックプラス
シルバーボンディングエージェントが耐震補強の支柱のようにカーボン繊維と繊維の間に隙間狭しと入り込み最強の“コンポジット構造”が完成。シルバートレースで補強されたディマリニピッチブラック最強のコンポジットを造り出し、よりパワフルなバットで最大のパフォーマンスを発揮する。
二代目も伝統のハーフアンドハーフテクノロジーなどは継承しております。
8年の歳月を経て三代目K-ポイント軟式バット(新軟式M球対応)発売!
3代目の軟式バットK-ポイントはもちろん、新軟式球M号とJ号に対応しております。
特徴1
重く、硬くなる新軟式ボールに対応するため打球部「ウレタン」の調合を一から研究し「K-POINT」のために開発しました。
ハーフ&ハーフテクノロジー効果によるヘッドスピードアップも考慮し従来の高機能バットより硬い「ウレタン」を使用することで、新軟式ボールに負けない反発力を実現しました。
また、バッティングセンターでの試打において数多く打撃を繰り返しても硬さがあまり変わらないと高い評価を頂いております。特徴2
重く、硬くなる新軟式ボールに対応するためシビレを軽減ししなり戻りの早い「新ハーフ&ハーフテクノロジー」を採用。 一般的な高機能バットを超える飛距離が可能に。
引用:2018年ディマリニカタログより
ウレタンの配合を新軟式用に開発して、ハーフアンドハーフテクノロジーを搭載しましたというところですが、正直この説明だけでは分かりづらいですよね。
ちょっと詳しく説明していきますね。
K-ポイントの断面イメージ図です。
新開発した硬質ウレタン部は
厚みが一般軟式用で最大12.9mm
少年軟式用で最大8mm
ウレタン部の長さが一般軟式用で375mm
少年軟式用で335mm
実際にウレタン部に触りましたが、硬めのイメージですね。ゼットのバトルツインよりは柔らかめですが、厚みが約13mmとかなり厚めの部類に入るので、硬い新軟式球をしっかりと受け止めることができますね。
またこのバットの特徴として硬質ウレタンの内部に超々ジュラルミンがあります。材質はJX14という超々ジュラルミンは強度と打感の良さを兼ね備えた素材で、やわらかくバットに吸い付くような打感が特徴です。
バレル部も長いので、点ではなく面でボールを受け止め内部のJX14の性質もありパワーロスを最小限に抑えつつ打球にパワーを伝えるようにしていますね。
新ハーフアンドハーフ構造の実際の断面図です。
ハンドル部のコンポジッド材からJX14(超々ジュラルミン)を入れて、その上にさらにJX14をかぶせています。
さらにハンドル部の根本まで硬質ウレタン材をかぶせていますね。
打球部とハンドル部との接合部に超々ジュラルミンを挟んだ3層構造。
これによりシビレを更に軽減するのと重く、硬くなる新軟式ボールにもしなり負けしないようにしています。
投球が速く、強いとジョイント部がしなり押し負けることがあるのですが、この構造なら負けないですね。
硬質ウレタンも根本まであるので、いわゆる芯ではなく根もとのつまった当たりでもなんだか飛びそうです。
実際にスイングしてみました。
このフォルム特徴ありますよね。
実際に85cm/720g平均のバットを振ってみたのですが、この細身の形状がいいのか、かなり軽く感じます。振りやすいので切れも感じます。
84cm/710gは操作性も高いです。いわゆるオールラウンドバットといいますか、長打も進塁打も狙える丁度いいバランス感です。
83cm/700gはかなりのミドルバランス感。長打よりも打率や出塁率を重視するバッターにオススメですね。短くて軽いのは相当のアドバンテージだと思います。
あくまで個人的な感想ですので、参考までに。
振り切りの良さはヘッドキャップにもあります。
真ん中がへっこんでいます。
いわゆる木製バットでもヘッドをくり抜いて軽量にし、重心をハンドル側にもってくる方がいるのですが、こちらもそのタイプ。
バランスはトップなのですが、このヘッドキャップで若干ミドルよりになり振りやすさが増しているのかもしれません。
あとこのヘッドキャップはDISHキャップというのですが、超硬いです。
硬くすることで、インパクト時の力の分散を抑えてボールに最大限のパワーを伝えることができます。
さりげないポイントで、グリップテープも個性があります。
分かりますかね?
ディマリニの「D」ロゴがエンボス調にデザインされています。
こういったグリップテープなどにもこだわりを見せるところがいいですね!
ディマリニ 軟式バット K-POINT ケーポイントトップバランス WTDXJRRKPスペック
●8370(83cm・700g平均)
●8471(84cm・710g平均)
●8572(85cm・720g平均)
●素材:打球部/ポリウレタン+JX14(超々ジュラルミン)
●ハンドル部/HMコンポジット
●トップバランス
●エンドキャップ:DISH WEB キャップ
●直径:Φ69mm
ジュニア少年用は紫ベースのカラーです。
ジュニア用のスペックは下記になります。
●7657(76cm・570g平均)
●7858(78cm・580g平均)
●8059(80cm・590g平均)
●素材:打球部/ポリウレタン+JX14(超々ジュラルミン)
●ハンドル部/HMコンポジット
●トップバランス
●エンドキャップ:DISH WEB キャップ
●直径:Φ69mm
振り切りの良さはかなりいいバットですね。2ピース構造によるしなりも期待できます。
かなりポテンシャルの高いバットだと思われます。
どんなバッターにオススメか?
さてこのバット、どんなバッターにオススメかといいますと、ずばり!
バッティングにまだ自信がない方にオススメです。
一般的にトップバランスの方がスラッガー向けで、パワーを必要とします。逆にミドルバランスはバットの操作性がいいのでパワー系というよりも、ショアなバッティングなどに向いています。
このK-ポイントはトップバランスにもかかわらずミドルバランスのような振り切りの良さと操作性があります。
また高反発ウレタンを採用しているので、振り切ることができれば勝手に飛んでいくと思われます。
逆に、高校や大学までバリバリに硬式野球をやっていた方などにはウレタン系ではなく、カタリストなどのガチンコ勝負系のバットの方が合っていると思います。
小学校の時に少し軟式をやっていて、大学や社会人になって草野球などをやりはじめた方や、普段あまりトレーニング等をしていないが、地元などの野球チームに所属している方などには、最高に合うと思います。
いつもは外野フライなのに、外野オーバーを狙えるバットなのではないでしょうか。
ディマリニ軟式 バット 新軟式M号対応 「K-ポイント」WTDXJRRKP・ジュニア少年用WTDXJRRKJ
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コメント一覧
K-point 2019モデルは出ますか?
今年欲しかったのにどこにも無くて諦めました。
来年モデルあれば息子に買ってやりたいと思います。
この度はベースマンブログをご覧いただきありがとうございます。
K-POINTの2019年モデルは、2018年12月頃の発売予定となっております。
当店では概ね発売1ヶ月前より予約を開始いたします。
以上、宜しくお願い申し上げます。