2018年最新の軟式バット「カタリスト2Ti」「ニュートロン」スペック超解説
いよいよ登場します。2018年新作のカタリスト2Tiとニュートロン!もちろん新軟式球対応です
▶2019年新作カタリストとニュートロンの情報はこちららから!
12月中旬より発売開始される大人気軟式バット「カタリスト2Ti」と昨年爆発的に売れて、発売後すぐに在庫切れになった「ニュートロン」の2018年バージョンが登場します。
何と言っても新作のカタリストとニュートロンは新軟式M号球・J号球に対応しております。
カタリストやニュートロンの構造、そもそもルイスビルスラッガー社やコンポジットバットの構造などは2017年の記事にて詳しくご紹介しておりますので、興味がある方はそちらをご確認ください。
ルイスビルスラッガー社
ルイスビルスラッガー社は100年以上の歴史のある、アメリカの老舗バットメーカーで今でもMLBのメジャー選手の多くが使用しているバットを製造しております。
カタリストバットは使えば使うほど飛距離が伸びる!
カタリストは年度毎に素材やジョイントなど微妙に違うモデルを発表しますが、基本的には
100%カーボン素材のコンポジットバットです。そこにバットの根本部にチタンなどでしなりを抑える加工を行い高反発と高耐久性を生み出しております。
前の記事でも解説しましたが、カタリストに代表するカーボン製のバットは、
使えば使うほど飛距離が伸びていきます。
自分の野球技術の成長とともに、バットも成長して飛距離を伸ばしてくれるのです!
カタリストの場合は、手元部を硬く、ミート部をしなやかにしている構造で高反発を生み出しますが、高純度のカーボン素材を100%使用しており、打球が当たるたびにカーボン部分にほんの数ミクロンの隙間ができます。カーボンは編み込まれているので、打球を打てば打つほどミート部のカーボン部分に反発力のある隙間が生まれます。
これがトランポリン効果により、しなり+トランポリン効果という相乗効果が生まれて、使えば使うほど飛距離が伸びていく要因です。
つまりカタリストの場合、使い始めが一番飛ばなくて、使い続けて素材の限界(破損)の時が一番飛ぶ状態となります。
2018年カタリスト・ニュートロンは成長が早い!?
上記で説明したとおり、カーボンバットは打てば打つほどトランポリン効果で飛距離が伸びていくのですが、今回新軟式球をターゲットにしております。
新軟式球は現状の軟式A・B・C球よりも少々硬めなので、カーボンに数ミクロンの隙間ができるのが早くなることが予想されます。飛ぶバットに成長するのが早くなると思います。
またニュートロンはコンポジット材の間にラバーを挟み込んでいますが、この比率を変えて、新軟式球に対応してきております。
カタリストはトップバランスもミドルバランスもチタンベルト巻きで強度を増していますね。
そうそう、少し話はそれますがルイスビルスラッガー(ルイビル)のロゴが統一されました。
以前までは
このロゴマークが目立ち、多分認知度もあるのではないでしょうか。
今後日本では、一部のトレーニングバットや硬式木製バットをのぞいて
このロゴに統一されます。Louisville Sluggerの頭文字を取って「LS」をデザインしたシンプルなロゴになりました。
さてさて、それではまずはニュートロンのご紹介から!
内管と外管のコンポジット材の厚みを調整。新軟式球に対応した軟式バット「ニュートロン」
さてまずは昨年発売されて、ビヨンドとカタリストのいいとこ取りバットとして大人気となったニュートロンのご紹介です。
ニュートロンはコンポジット材の間にラバーを入れたバットで、カタリストの高反発とビヨンドの高反発の両方を取り入れたバットですね。
コンポジット材のカーボンも超高級カーボンを使用しています。
2017年の昨年モデルでは
外側のコンポジット材の方が薄く、ラバーによるトランポリン効果を最大限に取り込みながら、打感や操作性を損なうことなく振り切れるタイプのバットでした。
2018年の新軟式球対応バージョンでは
硬くなった軟式球に対応するために、内管を薄く、外管を厚くすることでバレル部をたわませながらも硬くなった外管で新軟式球を弾き返すようにしいます。
外側が厚くなったことにより、打感もかなり普通の金属バットになったと思います。
軟式バット「ニュートロン」WTLJRB18Nのスペック
バランスはセミトップなので、トップ好きやミドル好きの両方のバッターに対応しております。
長さも83cm・84cm・85cm。長さも重さも17年モデルと同じですね。
・サイズ:83cm(約680g)、84cm(約710g)、85cm(約740g)
・カラー:ホワイト×ブラック
・バランス:セミトップバランス
・エンドキャップ:ルイスビルエンドキャップ
2018年新作ルイスビルスラッガー 新軟式M号対応 「ニュートロン」WTLJRB18N
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もちろんジュニア少年用もあります。
ビヨンドのようにそれほど振り切れなくても飛ばしたいけど、あのビヨンド独特の打感がいやだとか、バントや進塁打などの小技も使いたいジュニアには最適ですね。
ジュニア少年用 軟式バット「ニュートロン」WTLJJRB18Nのスペック
こちらは2018年の秋冬に発売予定の新軟式J号球に対応しております。J号球はC球から変わった低学年(教育)や学童が使う軟式球です。
・サイズ:83cm(約680g)、84cm(約710g)、85cm(約740g)
・カラー:ホワイト×ブラック
・バランス:セミトップバランス
・エンドキャップ:ルイスビルエンドキャップ
2018年新作ルイスビルスラッガー ジュニア少年用・新軟式J号対応 「ニュートロン」WTLJJR18N
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2018年カタリストは新球効果でさらなるパフォーマンスが期待できます。
2018年の軟式バット「カタリスト」は正直2017年モデルとほぼ変更がありません。
カタリストはカーボン材の品質や、高反発モデルにつきものの破損対策を高価なチタンベルト使用での対応など、ある程度完成された軟式バットです。
つまり軟式球が変わろうとも、そのままの状態でかなりの高反発が生まれます。
新軟式球が硬くなった事で、より反発力が高まり、より飛ぶようになります。
完成されたモデルを変にいじっても、逆効果になる事もあります。ルイスビル社もそのあたりはかなり吟味してスペックを決めてきていると思います。
カラーはニューカラーとなり、トップはかなり渋くクールなシルバー系の配色。ミドルはレッドとゴールドとブルーでトリコロール的なカラーとなっております。
2018年NEWモデル カタリスト2Ti(WTLJRB18T)トップバランス
カタリスト2Tiのトップバランスモデルはシルバーベースの濃紺でかなり渋いカラーリングですね。控えめながらも主張が強いバットです。
100%パフォーマンスコンポジットでチタンベルトを巻いているのは昨年通りです。
・サイズ:84cm・700g平均、85cm・720g平均
・カラー:シルバー
・素材:100%パフォーマンスコンポジット
・径:67mm
・エンドキャップ:ルイスビルエンドキャップ
・トップバランス
2018年新作ルイスビルスラッガー 新軟式M号対応 「カタリスト2Ti」トップバランス WTLJRB18T
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2018年NEWモデル カタリスト2Ti(WTLJRB18T)ミドルバランス
ミドルバランスはホワイト・レッド・ブルーのカラーでトリコロールカラーのようなデザインですね。
ミドルには83cmがラインナップされます。
・サイズ:83cm・650g平均、84cm・680g平均
・カラー:ホワイト×レッド
・素材:100%パフォーマンスコンポジット
・径:67mm
・エンドキャップ:ルイスビルエンドキャップ
・トップバランス
2018年新作ルイスビルスラッガー 新軟式M号対応 「カタリスト2Ti」ミドルバランス WTLJRB18M
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2018年ジュニア少年用カタリストは新旧軟式に対応。
先にも書きましたが、2018年カタリストは2017年からの変更がほとんどありません。カラーぐらいでしょうか。
ジュニア少年用の新軟式球J号の発売予定は平成30年(2018年)秋口発売予定で、1年間の期間をあけて平成31年(2019年)全日本軟式野球連盟主催大会より使用予定となっております。
■【NEW】ケンコーボールJ号(J)/学童用 ≪平成30年秋頃発売予定≫
(公財)全日本軟式野球連盟公認球
⇒平成31年度全日本軟式野球連盟主催大会より使用予定
※大会使用時期についての詳細は、所属の連盟・協会にお問い合わせ下さい。
引用:ナガセケンコー「軟式野球ボールの新意匠(次世代ボール)の発売予定及び大会使用予定について」
つまり新しいJ号を使用するのは最短で2年後!それまでは今までおなじみの軟式C号を使います。
2年は結構あります。ジュニアは身長なども成長する時期でもあるので。
2017年のカタリストはかなりの実績と評価をいただいております。この仕様を継承した2018年のカタリストは下手に仕様変更しない方がよかったと思いますし、メーカーサイドも意識してスペックを継承したと思います。
もちろん、新軟式でも問題ありません。ボールが硬くなる分よりパフォーマンスが上がるのは確実です。
2018年NEWモデル ジュニア少年用カタリスト2Ti(WTLJJR18T)トップバランス
デザインは一般(大人)用のトップバランスカタリストと同じですね。
ジュニア用は長さも重さも、トップ・ミドル共通です。
・サイズ:76cm・540g平均、78cm・580g平均、80cm・600g平均
・カラー:シルバー
・素材:100%パフォーマンスコンポジット
・径:67mm
・エンドキャップ:ルイスビルエンドキャップ
・トップバランス
2018年新作ルイスビルスラッガー ジュニア少年用・新軟式J号対応 「カタリスト2Ti」トップバランス WTLJJR18T
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2018年NEWモデル ジュニア少年用カタリスト2Ti(WTLJJR18M)ミドルバランス
ミドルはネオングリーンが斬新なカラーデザインとなっております。
・サイズ:76cm・540g平均、78cm・580g平均、80cm・600g平均
・カラー:ホワイト×ネオングリーン
・素材:100%パフォーマンスコンポジット
・径:67mm
・エンドキャップ:ルイスビルエンドキャップ
・ミドルバランス
2018年新作ルイスビルスラッガー ジュニア少年用・新軟式J号対応 「カタリスト2Ti」ミドルバランス WTLJJR18M
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正直、ジュニア少年用カタリストは重めなんです。
軽い方が操作性があり、使いこなす(振り切れる)のも楽なのです。
ジュニア用のカタリストが重いのは、これぐらいの重さをしっかりと振れないと、カタリストの性能が発揮できないからだと思います。
正直、力がなかったりスイングがしっかりできないジュニア選手であればビヨンド系のPUバットの方が正直飛びます。
しかし素振りや練習をしっかりと行い、スイング姿勢やスピードも安定してきたらカタリストをオススメします。
なんといっても強い打球が魅力ですし、大きなホームランを打つだけがバッターの仕事ではありませんからね。
ジュニア用は2017年は結構早めに売り切れたので、お早めに!
2018年ブラックモンスター「PRIME C271」上級者向け軟式バット
2018年も発売されます。「PRIME C271」
通称「ブラックモンスター」
使いこなせればかなりの飛距離と打率を確保できるバットです。
大人気の86cmスペックあります!!
当然伝説の木製バット「C271」の型を再現しております。
2018年モデルは先端形状をより忠実に再現して、トップバランスながら振り抜き感をアップしております。
去年のモデルでも説明しましたが、もう一回おさらい。
プライムC271(ブラックモンスター)はカーボン製のノックバットをイメージしたフォルム。
何と言っても特徴は長打力です!
ノックバットは遠心力にて少ない力で遠くに飛ばす形状となっておりますが、この形状に近く、MLBではケン・グリフィやアレックス・ロドリゲスなども使っている長距離打者専用モデル(C271型)を再現しております。
100%パフォーマンスコンポジットカーボン素材を使用しており、カタリストの反発力も併せ持つ最強の長距離バットです。
このバット、ブンブンと振り回すだけではなく86cmモデルで710g平均と長さの割にはそれほど重くなく、コンスタントに高い打率を維持するのにも適しております。
C271型の木製バットはフレアタイプ(タイカップ型)のグリップを採用しているので、完全再現ではないのですがグリップテープやグリップパッドなどで、完全再現してもいいのではないでしょうか。
昨年はリザードスキンズのネオンカモを巻いてみましたが、今年は限定にて発売されたフリーダムカラーと人気のホワイトカモを巻いてみました。
まずはフレアパッドを用意して
大人気リザードスキンズの限定フリーダム(星条旗)カラーとホワイトカモ。
フレアグリップにして、リザードグリップテープを巻くとこんなイメージ
前に紹介したネオンカモもついでに掲載。
フリーダム(星条旗)カラーが個人的には好みですね。かっこいい!
2018年新作ルイスビルスラッガー 新軟式M号対応 「プライムC271」トップバランス WTLJRB18P
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軟式カタリストにかなり合うバットケースをご紹介
バットにはバットケースが必需品です。持ち運び時にも家での保管時にも重宝します。
カタリストは高機能系バットなのですが、ビヨンドやブラックキャノンのように専用のバットケースが付属しません。
そこで、カタリスト系バットにホントに合うバットケースをご紹介。
1本入れはもちろん、2〜5本入れやジュニア用などもありバリエーションは非常に豊富です。
ルイスビルスラッガー・バットケース
カタリストはルイスビルスラッガー社製です。
当然ルイスビルのバットケースが一番フィットします。
編み込みのデザインで耐久性と柔軟性があります。ルイスビルスラッガーロゴは直刺繍で高級感あります。
このバットケース、ルイスビルの新旧のロゴが配置されています。
チャックの部分にはルイスビルの旧ロゴがあります。
バットですが、91cmまでのバットケースまで入ります。通常のバットが概ね83cm〜86cmですので、ちょうどいいサイズ感。
ディマリニバットケース
さてもう一つのバットケースはディマリニ製。サイズはルイスビルと同じですが、デザインがより大人向けになっていますね。渋い!
Demariniのロゴなどもステルス調でメインをナイロンとしているので持ち運び時にも、ゴツゴツと当たらないようになっています。
ディマリニロゴはブラックベースにブラックで非常に渋くかっこいい。
ルイスビルとの違いで、持ち手があります。結構重要ですよね。値段もこちらの方が500円高いです。
先端部分はナイロンのみではなく、しっかりと補強しています。暗めのシャンパンゴールド系でしょうか。
チャックにはオリジナルの「D」ロゴが付いています。
バットにはかなりこだわりを持っているユーザーが多いのですが、バットケースまでこだわりがあるユーザーはあまりいないようです。
でもバットの持ち運び時の見た目や、こだわりのバットの保護の目的としてもバットケースも重要ですよね。
あとディマリニとルイスビルは海外メーカーなので、日本メーカーのデザインとは少し違いアメリカンな部分も多くあります。
お値段的にも1本入れであれば2,000円台ですので、ニューバットを購入された場合などバットケースも検討してみてください!
ルイスビルスラッガー ・ディマリニ バットケース
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最後に
2018年のルイスビルスラッガー社のニュートロン・カタリスト・プライムC271は、新軟式球が登場してもスペックの変化がそれほどありませんでした。
ボールが硬くなっても、もともとのカーボン材が高級でかなりの弾きがあるので、あえて完成しているバランスや素材、形を変えなくても現行のままでいけると判断されたのだと思います。もちろん新軟式でテストも繰り返しているはずですから。
特にジュニアのカタリストに関しては、実際にJ号を試合で使うのが最短で2年後になるので、実績のある現行カタリストスペックで正解ですね。
カタリストとニュートロンは去年早めに売り切れました。C271はやはり人気のスラッガーモデル86cmが早かったですね。
2017年12月の発売を予定しておりますが、初回投入はそれほど多くないので、予約必須かと思います。
2018年5月28日追記:やっとカタリストの標準グリップテープが再発売されました。
ちょっとした小ネタですが、個人的にすごくうれしい再発売だったのでお知らせです。
軟式バット用のカタリストに標準搭載されているクッショングリップテープがやっと再発売されました。
リザードスキンズのようなカラフルなグリップテープもいいのですが、やはり標準品がいい!という方は下記よりどうぞ。在庫しております。
ルイスビルスラッガー 野球用 グリップテープ クッション リプレースメント カタリスト WTLGT01
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ディスカッション
コメント一覧
質問です。
ルイスビルスラッガー社のカーボンは、他社のカーボンとは全然弾きが違うものなのでしょうか?
以前、カタリストを使用した時に、あのしならないスティフなバレルで振り切った時の打球の強さが非常に気に入っていました。
しかし、それもやはりルイスビルスラッガー社のカーボン素材だからあんなに強い打球が飛ばせるのでしょうか?
そこでニュートロンが非常に気になっており、購入しようと思っていたのですが、ZETTのブラックキャノンZ2が、カタリストのバレルの強さとニュートロンの打撃部を搭載しているような構造になっていました。
構造だけを見ると、カタリストのバレルとニュートロンの打撃部を搭載しているように見えて、非常に魅力的です。
ただし、ルイスビルスラッガー社のカーボンは何か違った弾き方をするように思えます。
やはりルイスビルスラッガー社と他社ではカーボンの素材が全く違うのでしょうか?
ぜひご教授願います。
この度はベースマンブログをご覧いただきありがとうございます。
ご質問いただきましたルイスビルスラッガー社と、他社とのカーボン材の違いに関しまして、素材の違いそのものは企業秘密となっており公開されておりません。
ルイスビル社のカタリストなどに使用されているカーボン材は100%カーボン材で、低価格帯のカーボンバットなどはカーボン材+グラスファイバー材を使用していることが多く、やはり100%カーボン材の方が反発力は高い傾向にあります。
またカーボン材はカーボン繊維の編み込みによる素材のため、その編み込み方などは独自の技術があり、ルイスビル社もその編み込み方に関しては非常に研究しています。
この部分などで、他社との違いが感じられるのかもしれません。
またニュートロンが気になっているとの事ですが、ニュートロンは打撃部とグリップ部がジョイント方式となっております。
これは「しびれ緩和」のための機能なのですが、ジョイント方式を採用しているため副産物的にバットがしなり、ヘッドが走るようになっております。
しならずに強い打感をご希望の場合、ジョイントではなくシングル管タイプでさらにチタンベルトにて補強しているのカタリストの方がオススメできます。
ブラックキャノンZ2は打撃部と比較し、グリップ側の強度を上げることで、インパクト時のバットの逆反りを抑え、スイングパワーをそのままバットに伝え、なおかつしびれにくい構造となっております。
打撃部は三重管構造の最外層と中間層の間にラバーを入れております。
外から順番に「外管→ラバー→中間管→空間(すき間)→内管」という構造です。
特殊ラバーを内蔵することで、従来よりさらに大きくたわみ瞬時に復元することにより、ボールを強く速く弾く構造になっております。
これはお好みにもよりますが、たわむ構造になっておりますので打感的な硬さという意味合いではカタリストの方が硬い打感です。
ニュートロン、カタリスト、ブラックキャノンZ2ともに非常に前評判の良いバットでございます。
ぜひご自身に合ったタイプのバットをお選びいただき、野球をお楽しみいただければと思います。
よろしくお願い申し上げます。
ご回答ありがとうございます。
やはりルイビル社のカーボンには何か秘密がありそうですね。
ニュートロンが2017年モデルからデビューして、いろいろなところで情報収集しているのですが、全くと言っていいほど情報が出回っていません。
カタリストは実際に使っていたこともありますし、たくさんの情報が出回っていますので、せっかく買うならカタリストを選びたくなりますが、実際のところニュートロンはどうなんでしょう?カタリストと比べるとどうなんでしょうか?
いま現在、ビヨンドを使用していますが、ニュートロンのしなりは大分しなるものなのでしょうか?
宜しくお願いいたします。
この度はベースマンブログをご覧いただきありがとうございます。
カタリストとニュートロンを比較しますと、カタリストは単一管によるカーボン100%素材でスイングスピードをそのまま伝え高反発を生み出します。
ニュートロンの場合、打撃部が3重管となっており「外管→ラバー→内管」という構造で打撃部自体がトランポリン効果を生み出す構造となっております。
振り切った時の硬い打感がお好みであれば、やはりカタリストをオススメいたします。
高校や大学まで硬式野球をやっていて、社会人になり草軟式野球をやりはじめた方などは、振り切れることが多くカタリストの実力を存分に発揮できると伺うことがあります。
逆にニュートロンはそれほど振り切れなくてもラバーとトランポリン効果、振り切りの良さにより飛ばすことができます。カタリストに比べますと初心者向きと言えます。
またニュートロンには「しびれ緩和」のためジョイント構造になっておりますが、これはあくまでしびれ緩和を目的としており、しなりを生み出すためではないため、それほどしなりません。副作用的にしなってしまう形になります。
また打撃時の衝撃をより緩和するため、ジョイント(つなぎ目)は固定されておらず、若干の遊びを設けております。
そのため使用を重ねるうちに打音、打感に微妙な変化が生じることがあります。品質上問題はありません。
逆にディマリニのフェニックスなどは、最大限のしなりとヘッドスピード。そして二重管によるトランポリン効果を発揮するためにジョイント構造となっております。
ジョイントタイプにする意味合いが違うバットになりますので、ニュートロンはあくまで「しびれ緩和用」とお考え下さい。
18年モデルも来年以降は店頭に並ぶと思いますので、試し振りできる店舗様などでお試しいただければと思います。
以上、よろしくお願い申し上げます。
質問です!
今中学軟式でC271の17年モデルを使っているんですけど、
M球だとどれくらい飛距離違いますか?
聞いた話だとカタリストはM球と相性いいらしいですが、
どうなのでしょうか?
よろしくお願いします。
この度はベースマンブログをご覧いただきありがとうございます。
C271の17年モデルと18年モデルでは、材質やバット管のサイズなどの違いはございません。
ヘッド形状が18年モデルは元々の木製C271の形状に近づけており、より振り抜きやすくなっております。
C271はカタリスト構造を採用しているわけではありませんが、素材自体は100%コンポジットカーボンを使用しているため、従来のB球よりも硬くなったM球との相性はいいようです。
飛距離に関しましては、違いは正確には把握しておりませんが、振り抜きやすさが向上したことにより、バットコントロールがしやすくなり、ミスヒットが少なくなる傾向はあるかと思われます。
よくソフトボール用のバットで、カタリストなどのカーボン材バットを「育てる」という選手がいます。
新品で買ったバットをすぐには試合では使わず、練習などで1年ぐらい使いこんでから、公式戦で使うのですが、これは編み込んであるカーボン繊維に衝撃(打撃)を与えてカーボン材に数ミクロン単位の隙間をつくり、より高反発を生み出すようにしています。硬いM球を使用することにより、C271もその「育つ」過程が早くなりる事はあります。
C271の17年モデルと18年モデルはヘッド形状のみの変更ですので、飛距離に関しましては現在お使いの17年モデルC271+M球を使った場合と同じぐらいの飛距離になるかと思われます。
以上、よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございますm(_)m
ブログ拝見させて頂きました。
C271の購入を考えており、フレアグリップを取り付けたいと思っているのですがお取り扱いのフレアグリップはどちらのメーカーでしょうか?
よければリンクを貼って頂けると嬉しいです。
この度はベースマンブログをご覧いただきましてありがとうございます。
フレアタイプにするグリップパッドは下記でございます。
ミズノ
http://www.baseman.co.jp/item/07_06_2ZA522.html
SSK(MサイズとLサイズの違いです)
http://www.baseman.co.jp/item/07_06_BATTM.html
http://www.baseman.co.jp/item/07_06_BATTL.html
よろしくお願いします。
おたずねです。
少年野球をしている5年生の息子にカタリストかニュートロンを購入予定なのですが、ニュートロンも使えば使うほど飛距離が伸びるのですか?
カタリストは使えば使うほどに飛距離が伸びると色んなサイトで見ましたが、ビヨンドとカタリストのいいとこ取りのニュートロンはどうですか?
ビヨンドは使えば使うほど劣化していくそうなので、そこが気になりまして。
私が全くの素人なので道具に全く詳しくなくて。宜しくお願いします。
この度はベースマンブログをご覧いただきましてありがとうございます。
ニュートロンの打撃部構造は、外管(100%パフォーマンスコンポジット)+ラバー+内管(100%パフォーマンスコンポジット)となっております。
2018年モデルは、新軟式球に対応させるために2017年モデルに比べ、外管を厚く内管を薄くし、硬くなった軟式球に対応させながらもバレル部をたわませて弾き返します。
外管・内管はカタリストと同じ100%パフォーマンスコンポジットですので、使えば使うほどカーボンに隙間が生まれ反発力が上がります。
ですのでバット自体の飛距離は伸びますが、カーボン自体の隙間が生まれるのはかなりの時間(打撃)が必要となりますので、劇的に飛距離が伸びるという事はありません。
またニュートロンはしびれ防止のために、ジョイント部に遊びがあります。
カタリストは単管(ジョイントなどがない)構造ですので、打撃時の感覚が違います。
カタリストとニュートロンをお悩みとの事ですが、カタリストはしっかりとしたバットスイングが出来て、スイングスピードが出る選手の方がカタリスト自体の性能を発揮する傾向にあります。
ニュートロンはラバー等によるたわみもあり、トランポリン効果も期待できるため、それほどスイングがしっかりしていない選手でもある程度の飛距離が出ることが多いようです。
選手の現在の実力にも左右されますので、どちらがいいということは申し上げにくいのですが、バットをお使いになるという事は練習をするという事ですので、カタリスト・ニュートロンは選手の成長と共にバットも成長してくれます。
また学童選手の場合は、バットのカラーなども意識することが多いので、実際に使う選手の好きなバットで元気に練習や試合に向かっていただけるバットが一番かと思われます。
参考になれば幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
質問です。
先日、御社経由で、PRIME C271を購入したのですが、M球を打った後のバットの打球痕をきれいにするには何のクリーナーを使用すればよいでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが、ご教示ください。
この度はベースマンブログをご覧いただきありがとうございます。
またPRIME C271をご購入いただきましてありがとうございます。
ご質問のバットクリーナーですが、市販されているマルチクリーナー系がグラブやスパイクなどにも使用できますのでオススメしております。
具体的にはハイゴールドのマルチクリーナー(OL-60)が研磨剤を使用していなく、他のスパイクやエナメル商品、本革製品などにも使用できますのでよろしいのではないかと思います。
https://www.baseman.co.jp/item/05_08_OL_60.html
以上、よろしくお願い申し上げます。